探偵のキャンセル料は、契約内容やキャンセルのタイミングにより全額から無しまで幅広く、相場は10万円〜30万円とされています。
キャンセル料の決め手となるのは、キャンセルの申出時期や調査状況です。
この記事は探偵のキャンセル料に関する疑問を解決し、キャンセル方法や適用条件に加えて、料金体系の相場まで詳しく解説しています。
探偵サービスの利用を検討しているなら、ぜひ本記事を参考にしてください。
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探偵のキャンセル料はいくら?
探偵に調査依頼を行った後にキャンセルした場合、キャンセル料が発生する場合が多いです。
相場は契約解除のタイミングや事務所によって異なりますが、10万円から30万円だといわれています。
調査員の交通費や機材代など実費が加算されることもあるため、総費用は予想以上に高くなることも少なくありません。
そこでここからは、キャンセル料の相場や料金計算の際に考慮される要因について解説します。
探偵キャンセル料の相場
探偵業務のキャンセル料は、一般的に10万円から30万円の範囲に設定されていることが多いです。
ただし、キャンセル料は公式にはあまり公開されておらず、いくつかの探偵社ではキャンセル料を免除している場合もあります。
調査が始まる前にキャンセルをする場合、契約した調査料金の5%から20%がキャンセル料として課せられることが一般的です。
一方、調査開始後にキャンセルする場合は、料金の総額の30%から50%、または実際に調査が行われた日数に応じた日割り計算での請求がなされることもあります。
キャンセル料の相場はあくまでも目安であり、探偵社によって異なるため、契約前に詳細をきちんと確認することが重要です。
キャンセル料を計算するための要因
探偵のキャンセル料は、主にキャンセルのタイミングによって左右されます。
調査を開始する前のキャンセルは費用が抑えられる傾向にありますが、調査が進行するにつれて準備や開始にかかるコストが発生し、金額は増加します。
また、調査員の移動費用や使用した機材の費用など、実際に発生した経費も請求されることもあり、予想より高額になる可能性があります。
キャンセルを検討する際には、これらの点を十分に把握しておきましょう。
キャンセル料が発生するタイミング
探偵業務のキャンセル料が発生するタイミングは、契約書にサインをした後です。
そのため、契約を交わす前にキャンセル料の内訳や適用条件などをきちんと確認することが重要です。
契約内容にキャンセル料の条項が含まれていない、または説明が不十分な場合は、調査契約の締結を見送るべきでしょう。
また、契約を結ぶ前やクーリングオフ期間中は、キャンセル料が請求されることはありません。
契約前やクーリングオフ期間中にもかかわらず、キャンセル料を請求された場合は消費者センターへ相談することをおすすめします。
契約後から調査開始前までのキャンセル料は安価
契約の成立後から調査が始まるまでのキャンセルにかかる料金は、低めに設定されていることが多いです。
契約前のキャンセル料は、調査に必要な人員の手配や車両、機材の準備などにかかるコストを考慮して決定されます。
調査日が近づくほどキャンセル料は高く設定される傾向があり、調査開始の数日前、または前日であればキャンセル料が発生しない場合もあります。
調査日の延期に関しては、キャンセルとは異なる扱いをされることが多く、追加料金なしで対応可能なケースも多いです。
とはいえ他の依頼との調整が必要なため、すべての延期や変更が無料であるわけではありません。
また、時間単位で契約を結んでいる場合は、日程変更により当初の契約時間を超える可能性があるため、追加料金がかかることも考えられます。
契約後から調査開始前までのキャンセル料は安価な傾向にあるものの、事務所や契約内容によって異なります。
キャンセル料が発生する条件や、延期に伴う追加料金の有無なども含めて、契約前に詳細を確認することが重要です。
調査開始後のキャンセル料は高額
調査が始まってからのキャンセルには、調査開始前より高額に設定されていることがほとんどです。
キャンセル料は実施された調査の日数や時間に応じて請求されることが多く、実際に調査が行われた範囲で料金が算定されます。
具体的には、中止を申し出た時点までの調査にかかった費用全額、あるいは総額の一定割合(たとえば30%や50%)がキャンセル料として請求されるケースが一般的です。
調査にかかる費用には、以下のようなものがあります。
- 交通費
- 車両使用料
- 機材使用料
- 張り込み場所への入場料
調査が完了した後にキャンセルを申し出た場合、調査料金の全額を支払うことになるでしょう。
各探偵事務所によってキャンセル料の計算方法は異なるため、契約時にはキャンセルの規定をきちんと確認し、理解しておくことが重要です。
探偵サービスの主なキャンセル方法
探偵サービスのキャンセルを希望する場合は、契約した探偵事務所に直接連絡を取りましょう。
たとえば電話で連絡したり、支店へ直接訪問したりなどの方法が考えられます。
またキャンセルの申し出は、トラブルを避けるためにも契約者自身が行うべきです。
多くの事務所では強引な引き留めをせずに、キャンセルの申し出に対応してくれます。
キャンセル方法には主に、クーリングオフ制度の適用やキャンセル料の支払いがあります。
クーリングオフ制度を利用することで、特定の条件下ではキャンセル料なしで契約を解除できる場合もあります。
1.クーリングオフ制度の適用
クーリングオフ制度は、探偵サービス契約を含む特定商取引において、消費者保護を目的として設けられています。
契約日から数えて8日以内であれば、条件によってはキャンセル料なしで契約を解除し、支払った料金の全額返金を受けることが可能です。
クーリングオフを適用するためには、契約書の交付を受けた日を起算日とし、定められた期間内に正式な手続きを完了させる必要があります。
手続きには、探偵事務所に対して書面またはハガキで通知を行う方法があります。
電話で行うことも可能ですが内容の証拠が残らないため、後にトラブルに発展するリスクがあり、おすすめはできません。
書面での通知では、クーリングオフの意志を明確に示すことができるうえに、送付した日付を記録することも可能です。
しかし、すべての探偵事務所がクーリングオフを受け入れるわけではなく、中には手続きを妨害するところもあります。
重要事項の説明不足や契約内容の書面未交付など、契約の形態によってはクーリングオフの起算日が適切に設定されない場合もあるため、細心の注意が必要です。
また、依頼者が自ら探偵事務所を訪問して契約を結んだ場合、クーリングオフの対象外となることがあります。
この場合は、契約時に定められたキャンセル料を支払い、通常の手続きで契約を解除することになります。
クーリングオフ制度を利用する際は、契約内容を十分に理解し、必要な手続きを期間内に適切に行うことが重要です。
2.キャンセル料の支払い
探偵サービスの調査をキャンセルしたい場合、まずは契約している探偵事務所にその旨を伝え、調査契約の解約手続きを進める必要があります。
この際、契約に基づいて定められたキャンセル料の支払いが求められることがほとんどです。
キャンセル料の具体的な金額や計算方法は、探偵事務所によって異なるため、内容をきちんと確認し、理解しておきましょう。
契約書に記載された条件を満たしたうえでキャンセル料を支払えば、契約を正式に解約することができます。
なお、探偵事務所がキャンセル料を請求することは法律上、何か問題があるわけではありません。
そのため、キャンセル料の支払いが求められた場合は遵守する義務があります。
浮気調査の費用相場
浮気調査にかかる費用は、1ヶ月あたり約40万円から90万円。
具体的な費用は探偵事務所が提供する料金体系や、調査範囲や方法、期間によって変動します。
ここからは、1ヶ月の費用相場と料金体系の詳細について解説していきます。
1ヶ月の費用は約40~90万円
浮気調査の費用は、調査の範囲や期間によって変動しますが、1ヶ月間の調査における相場は約40万円から90万円とされています。
相場の計算は、時間制の料金プランに基づいたものです。
まず浮気の証拠を得るのに要する時間は、平均すると20~30時間だといわれています。
また、調査員2人で行う場合は1時間あたりの相場が約2万円から3万円が目安です。
そのため、証拠を得るために20時間かかった場合は40万円から60万円、30時間の場合は60万円から90万円の費用がかかります。
ここに諸経費が加わると、最終的な費用は上記の金額より高くなる可能性があります。
1ヶ月にわたる詳細な調査を検討している場合は、時間制料金プラン以外の選択肢も視野に入れておきましょう。
料金体系で調査費用は変動
探偵サービスの料金は、選択する料金体系によって異なります。
主な料金体系と大まかな特徴は、以下のとおりです。
料金体系 | 特徴 |
時間制料金型 | 調査時間に基づく費用算定で柔軟性が高いが、時間が長引くと費用増加 |
パック料金型 | 定められた調査範囲と時間で一定額設定、追加調査は別途費用 |
成功報酬型 | 成果に応じて報酬支払い、成果なしでは費用負担軽減だが成功時に高額報酬 |
自分のニーズと予算に合った選択ができるように、それぞれの料金体系や特徴をきちんと理解しましょう。
時間制料金型
時間制料金型は調査にかかる時間に応じて料金が決まり、調査員が2人の場合、1時間あたりの相場は約2万円から3万円です。
しかし料金には交通費や機材費、車両代、宿泊費、報告書作成費などの追加経費が含まれていないため、実際の総費用を見積もるのは難しいです。
時間制料金型は、調査対象の行動パターンがある程度予測できる場合に適しています。
具体的な日時に焦点を絞った調査を行うことで、料金を抑えつつ、効率的に証拠を収集することが可能です。
調査対象の動きがよくわかっていない場合でも、5万円から10万円程度の予算で決定的な証拠を手に入れられることもあります。
パック料金型
パック料金型は、あらかじめ設定された調査時間で一定の料金が決められているプランです。
たとえば10時間の調査で固定の料金が設定され、20時間では40万円から50万円、30時間で60万円から70万円といった形で料金が設定されます。
パック料金型のメリットは調査時間と費用がはっきりしているため、予算の目途が立ちやすい点にあります。
しかし、設定された時間内に証拠が得られなかった場合は、調査を続けるために追加費用が必要です。
事前情報が少ない場合や、複数回の調査が予想される場合に適しており、時間単位でのコストを抑えたいと考えている人向けの選択肢だといえます。
事前に探偵事務所との十分な相談を実施したうえで、パック料金型プランの利用を検討しましょう。
成功報酬型
成功報酬型プランは、浮気調査で具体的な証拠を得られた場合のみ費用が発生する方式です。
証拠を捉えられなければ料金は不要なため、成果ゼロのリスクを抑えたい人に適しています。
ただし、成功した場合の報酬は100万円以上に上ることもあるため、総額がいくらになるのかを前もって確認しましょう。
また、成功の基準が事務所によって異なります。
成功報酬型で調査依頼をする際は、成功の定義を含め、契約内容を詳細に確認し、トラブルを避けることが重要です。
調査対象の行動パターンが不明で、長期間の調査が予想される場合は、成功報酬型プランの利用を検討しましょう。
成功報酬型プランについて、さらに詳しく知りたい人は、以下の記事をあわせてご覧ください。
安心して無料相談できる!おすすめの探偵事務所
「探偵に調査を依頼したいけど、どこに依頼すればよいのかわからない」と悩んでしまう人も多いでしょう。
そこでここからは、おすすめの探偵事務所を4つ紹介します。
それぞれの料金はもちろん、特徴や実績についても触れているので、依頼先を選ぶ参考にしてください。
総合探偵社AMUSE(アムス)
参照:株式会社AMUSE
総合探偵社AMUSE(アムス)は、2万5,000件を超える豊富な相談実績のある探偵社です。
調査員1名による1時間あたりの料金が税込3,980円と、リーズナブルな価格で調査を依頼できます。
料金設定もわかりやすく、調査時間に応じた費用に諸経費を加えた金額のみです。
契約を結んだ後に追加で費用請求される心配がない点も、多くの人が依頼する理由の1つだといえるでしょう。
また契約時間よりも早く調査が完了した場合、残った契約時間に応じて料金が払い戻しされます。
費用を抑えつつ品質の高いサービスを利用したい人には、総合探偵社AMUSE(アムス)がおすすめです。
総合探偵社AMUSE(アムス)は関しては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
あい探偵
参照:浮気調査専門のあい探偵
あい探偵は24時間年中無休での対応と無料相談を実施しており、忙しい人でも気軽に利用できます。
料金は後払いで、基本料金は1時間で税込2,750円です。
調査を行って証拠が出なかった場合は、調査料が無料になる点が魅力の1つです。
契約後は細かな事前調査を行い、その後は証拠を見つけ出す実践調査を行います。
あい探偵は実践調査に力を入れており、実際に得られた証拠で数多くの不倫問題を解決に導いてきました。
アフターフォローも充実しているため、離婚や示談に向けて動き出す際に必要なことなどを面談や電話を通じて助言を受けることも可能です。
調査結果の報告書を受け取った後もサポートが必要になりそうな場合は、あい探偵にご依頼することをおすすめします。
AKI探偵事務所
参照:AKI探偵事務所
AKI探偵事務所の特徴は、わかりやすい料金体系と高い調査力です。
料金体系には2種類あり、時間制プランでは調査員1名につき、1時間あたり税込7,000円に設定されています。
成功報酬プランでは、不貞の証拠が得られなければ費用は一切かかりません。
調査力に関しては高性能な調査機材を取り揃えており、調査員も技術向上を図るセッションを日々行っています。
さらに、全国どこへでも無料で出張相談に応じる手厚いサポートも魅力の一つです。
わかりやすい料金体系のサービスを利用したい人は、AKI探偵事務所へ相談してみるとよいでしょう。
総合探偵社クロル
参照:総合探偵社クロル
総合探偵社クロルは、当社調べで顧客満足度98%、調査件数3万2,000件の実績を誇る探偵社です。
20年以上の経験を持つベテランスタッフが依頼者に寄り添い、オーダーメイドの解決策を提案します。
リアルタイムで調査報告するサービスや余った調査時間の返金に加え、対象者に動きがなかった際は調査日の調整ができるなど柔軟に対応しています。
さらに総合探偵社クロルでは、1度の調査から実施可能です。
仮に1度で証拠を掴めたら、その時点で調査を終了できるため、無駄なコストをかけずに済みます。
調査後のアフターサポートも充実しており、証拠をつかんだ後の動きについて相談できるカウンセラーや弁護士の紹介も可能です。
経験豊富なスタッフに調査をお願いしたいなら、総合探偵社クロルに依頼することをおすすめします。
また総合探偵社クロルの実際の評判について知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。
探偵選びで迷ったら安心探偵.comがおすすめ
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- 探偵業の届出証明書を保有している
- 行政処分の履歴がない
- 料金に対する十分な説明がある
- 500件以上の調査実績がある
- 15名以上の探偵が在籍している
無料で相談ができるうえに、調査後のアフターフォローも行っているため、安心して探偵社に依頼することが可能です。
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よくある質問
探偵への依頼を検討する多くの人が疑問に思っている、よくある質問に回答します。
探偵が結果報告するまでの期間はどの程度ですか?
浮気調査の結果報告は、口頭では当日、報告書の作成には約2週間から4週間程度かかります。
目的に応じて必要な報告期間は異なり、裁判用の証拠を求める場合は全体で1ヶ月から2ヶ月程度など、より長い時間が必要になるでしょう。
裁判用の証拠を押さえるには浮気の現場を撮影するだけでなく、浮気相手の特定まで求められる場合もあります。
加えて裁判では、肉体関係の証拠が重要とされ、手をつなぐ、キスするといった行為は証拠として認められません。
ホテルや浮気相手の自宅への出入りを撮影した証拠が求められるため、証拠をつかむまで時間がかかる傾向があります。
浮気調査の期間や、期間を短縮する方法を詳しく知りたい人は、以下の記事をあわせてご覧ください。
浮気調査されてるか知る方法はありますか?
探偵による尾行や監視を見破り、自分が浮気調査の対象になっているかどうかを確かめるのは難しいです。
プロの探偵は対象に気付かれにくい手法を用いるため、調査されていることに気づけないことがほとんどでしょう。
そこで、パートナーの行動や変化に注目し、間接的に調査されているかどうか確かめる方法が効果的です。
まず、パートナーの行動に異変がないか観察しましょう。
たとえば、あなたの行動に対して過剰に反応したり、急に冷たくなったりした場合、何らかの疑念を持っている可能性があります。
また銀行の預金残高が大きく減少している場合、探偵への支払いに充てられている可能性を考えることもできます。
パートナーのスマートフォンの検索履歴や通話記録を確認することも一つの方法ですが、プライバシーの侵害に当たるため、おすすめはできません。
代わりに、自分のスマートフォンに異常がないかチェックし、調査機器が仕掛けられていないか確認してみるとよいでしょう。
自分で探偵に依頼し、パートナーが自分に対して探偵を使っているかどうかを調査するという方法もあります。
しかし、費用がかかるうえに、関係の悪化を招く可能性もあるため、慎重に検討する必要があります。
浮気調査は自分でできますか?
浮気調査は、自分でも実施可能です。
具体的には、以下のような方法で浮気の証拠を集められる可能性があります。
- クレジットカードの利用明細や電話の着信履歴の確認
- パソコンやスマートフォンのチェック
- パートナーの持ち物や車内の調査
- GPSトラッカーを使った居場所追跡や尾行
しかしプライバシーの侵害など、自分で調査を行うことにはリスクも伴います。
また、証拠を収集する過程でパートナーに発覚され、関係性が悪くなる可能性もあります。
不安やリスクを避けたい場合は、探偵事務所への依頼を検討するとよいでしょう。
プロに依頼することで、確実かつ安全に証拠を集めることが可能です。
まとめ
探偵のキャンセル料は、契約内容やキャンセルのタイミングによって異なります。
相場としては、一般的に10万円から30万円程度とされており、調査前のキャンセルでは調査料金の5~20%、調査中は30~50%が目安です。
ただし、交通費や機材代などの実費が別途請求されることもあります。
キャンセル料が発生する主なタイミングは、契約後から調査開始前までと調査開始後です。
契約前やクーリングオフが適用できる期間中は、原則としてキャンセル料は発生しません。
キャンセルを検討する際は、事前にクーリングオフ制度の適用や契約書の条件を確認しましょう。
具体的なキャンセル方法として、直接訪問や電話での連絡、そして書面にて通知する方法があります。
探偵事務所との契約は慎重に行い、キャンセルが必要になった場合は、条件や方法をよく理解したうえで適切な手続きを取ることが重要です。