弁護士なしでも、浮気相手から慰謝料を取る方法はあります。
しかし、実際に自分で慰謝料を請求したところ、相場よりも少額になってしまったというケースが少なくありません。
また、慰謝料には時効があります。
慰謝料の知識や請求の準備不足により、少額になってしまう・請求ができないというリスクがあるため、注意しなければいけません。
本記事では、浮気相手から慰謝料を取る方法を、弁護士なしでもできるようにご紹介。
また、慰謝料を取れる・取れないケース、相場や請求に必要な証拠、確実に受け取るためのコツ、注意点までご紹介します。
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浮気相手から慰謝料を取ることはできる?
結論から言うと、浮気相手からでも慰謝料を取ることは可能です。
不倫は、民法第709条の不法行為に問われます。
また、不倫は、配偶者と浮気相手がふたりで行うものです。
共同で責任を取る必要があるため、共同不法行為と呼ばれています。
不倫の慰謝料は、配偶者と浮気相手のどちらか一人または両者から取ることが可能です。
慰謝料を請求する相手を決めるのは、不倫の加害者である配偶者になります。
ただし、浮気相手から慰謝料を取ることができるケースとできないケースがあるため、しっかりと確認していきましょう。
浮気相手から慰謝料を取る方法【弁護士なしでも可能】
浮気相手から慰謝料を取る際、弁護士に依頼しなければいけないと考える方は多いかと思います。
しかし、慰謝料の請求は自分で行うことも可能です。
弁護士に頼る方法が心強いですが、決定的な不倫の証拠があれば自分で進められます。
本章では、浮気相手から慰謝料を取る方法を3つご紹介しますが、順番に行う必要はありません。
自分が希望する方法に合わせて、慰謝料の請求を進めましょう。
示談交渉で慰謝料を取る方法
浮気相手との示談交渉で、慰謝料を取ることができます。
話し合いで、慰謝料の請求に合意を求める方法です。
口頭や電話でも、慰謝料を請求できます。
浮気相手が応じれば、慰謝料の支払いを促せるでしょう。
対面による示談交渉で慰謝料を取る方法の流れ
対面による示談交渉で慰謝料を取る場合は、以下の流れに沿って進めるとよいでしょう。
- 浮気相手の自宅付近で声をかける
- 話し合いができる公共の場所に移動する
- 不貞の証拠を提示して、慰謝料請求書を見せる
- 示談合意書の内容を確認してもらい、署名捺印をもらう
浮気相手の自宅付近で声をかけて、こちらの名前と配偶者の名前を伝えます。
自宅付近で声をかける理由は、浮気相手の「近所に不貞の事実を知られたくない」という心理をつくためです。
不倫相手にとっては不都合な場所のため、話し合いに応じる可能性が高くなります。
示談交渉の場所は、喫茶店などの公共の場所で行います。
まずは、慰謝料請求書と証拠を見せて、慰謝料を請求することを伝えます。
最後に、示談合意書の内容を確認してもらい、不倫相手の了承を得たのち、署名捺印をもらいましょう。
示談交渉で慰謝料を取るための準備
話し合いで慰謝料を取るための準備は、示談交渉の際に使用する文書の作成を行います。
具体的には、慰謝料請求書と示談合意書の2つがあれば問題ありません。
慰謝料請求書に明記する内容は、下記の通りです。
- 不貞行為があった日時
- 不倫の内容・回数
- 慰謝料の金額
- 金額の根拠
どのような根拠に基づいていくら請求するのかまで、しっかりと明記しておきましょう。
示談合意書には、下記の内容を明記しておきます。
- 支払う理由
- 当事者の氏名
- 支払う慰謝料金額
- 支払い方法
- 禁止条項
- 和解条件
- 違約金
違約金に関する項目とは、例えば慰謝料の滞納・再び不貞があった場合・今後配偶者に近づかないことなどです。
不倫の再発を防ぐために、しっかりと明記しましょう。
内容証明郵便で慰謝料を取る方法
浮気相手に内容証明郵便の送付を行い、慰謝料を取る方法です。
内容証明を受け取った浮気相手が、書面の内容に基づいて支払いを済ませることで、慰謝料を取ることができます。
内容証明郵便とは、誰から誰にどのような内容を送付したのかということが、日本郵便に記録が残るシステムです。
普通郵便では、浮気相手に慰謝料を請求した事実を証拠として残すことができません。
一方、内容証明郵便では、日本郵便に慰謝料を請求した事実を証明してもらうことができます。
料金も1,000円~2,000円と安価です。
内容証明郵便で慰謝料を取る方法の流れ
内容証明郵便で慰謝料を取る場合の流れは、以下を参考にしてください。
- 内容証明郵便を作成・送付する
- 浮気相手の元に到着後、慰謝料の交渉を行う
慰謝料の交渉は「話し合いで慰謝料を取る方法」と同じです。
なお、浮気相手に会わずに慰謝料を請求できます。
内容証明郵便を送付後、電話で交渉を行い、その後請求書と示談合意書を郵送し、署名捺印後の返送にて完了です。
内容証明郵便で慰謝料を取るメリット
日常では、内容証明郵便を使うことは、ほとんどありません。
内容証明には、下記を記載します。
- 不倫の事実があったこと
- 不貞行為により精神的な苦痛を受けたこと
- 不貞行為が民法に則り不法行為に該当すること
- 浮気相手に要求する内容
- 慰謝料請求に応じてもらえない場合の措置
書面を受け取った浮気相手は、法的措置を恐れて、支払いやその後の交渉に応じる効果が期待できます。
心理的なプレッシャーを与えられることが、内容証明郵便で慰謝料を取る方法のメリットです。
また、内容証明で浮気相手に慰謝料を請求した事実は残ります。
浮気相手が慰謝料の支払いに合意せず裁判に発展した際、請求した事実を証明することが可能です。
内容証明郵便で慰謝料を取るデメリット
内容証明には、慰謝料の支払いを強制する力がありません。
財産の差し押さえなども不可能なため、浮気相手が慰謝料を支払わない可能性もあります。
内容証明郵便は、あくまでも支払いや交渉に応じさせるための手段にすぎません。
慰謝料の支払いを強制することができないことは、内容証明郵便で慰謝料を請求するデメリットです。
裁判で慰謝料を取る方法
慰謝料を取るための最終的な手段として、裁判を申し立てる方法があります。
証拠と主張を元に、裁判官に判決を求める方法です。
裁判といえば弁護士を連想する方も多いかと思いますが、自分で申し立てを行うこともできます。
裁判を申し立てる方法
裁判所で慰謝料請求を申し立てる場所は、浮気相手に請求する金額に応じて異なります。
- 140万円以下の請求:簡易裁判所
- 140万円を超える請求:地方裁判所
裁判の申し立てには、手数料がかかります。
収入印紙と、浮気相手に書類を送達するための切手代を準備しなければいけません。
また、訴状も作成する必要があります。
準備を済ませたら、各エリアの裁判所に申し立てを行いましょう。
裁判を申し立てるメリット
裁判で慰謝料の請求が認められると、強制執行が可能になります。
浮気相手の給料や財産を差し押さえて、慰謝料を取ることが可能です。
また、裁判では判決の他にも、訴訟上の和解という形で解決することもできます。
和解が成立すると和解調書を作成し、支払いが行われない場合には財産等の差し押さえが可能です。
浮気相手が裁判を欠席した場合でも、こちら側の主張が認められます。
裁判で慰謝料を取る方法のメリットは、浮気相手に支払いを強制できることです。
裁判を申し立てるデメリット
裁判では、証拠に基づいて法的な主張を行い、不貞を立証しなければいけません。
また、裁判の手続きに関する専門的な知識も必要になります。
そして、審理が月1回程度のため、判決に至るまでに時間がかかってしまうことも珍しくありません。
自分で慰謝料を請求することが難しく、時間がかかることが、裁判で慰謝料を取る際のデメリットです。
浮気相手から慰謝料を取れるケース・取れないケース
浮気相手から慰謝料を取る方法を確認したところで、さっそく請求を始めたいとお考えの方もいるはずです。
そこで疑問になるのが、自分のケースでは慰謝料を取れるのかどうかではないでしょうか。
本章では、浮気相手から慰謝料を取れるケースと取れないケースについて、詳しくご紹介していきます。
慰謝料を取ることができるケース
まず、浮気相手から慰謝料を取ることができるケースとして、以下の3つがあげられます。
- 肉体関係があった
- 故意・過失があった
- 権利侵害があった
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
肉体関係があった
慰謝料を取るために、浮気相手と配偶者との間に肉体関係があるのかどうかが焦点になります。
キスをしたり手をつないだりすることでも、浮気と判断する方もいるでしょう。
しかし、法律上では、肉体関係がなければ不貞行為とは認められないため、慰謝料を取ることができません。
民法第710条1項では、配偶者が不貞行為に及んだ場合に、離婚の訴えを提起できる旨が規定されています。
すなわち、夫婦の貞操義務を守らなければいけないということです。
肉体関係があれば不貞行為として認められるため、浮気相手からも慰謝料を取ることができます。
故意・過失があった
浮気相手から慰謝料を取るためには、浮気相手に故意や過失がなければいけません。
不法行為を成立させるためには、故意や過失が条件になるからです。
故意とは、浮気相手が既婚者だと知りながら、自由意思で不倫を行ったことを指します。
過失とは、例えば浮気相手の不注意で、既婚者であることに気づけなかった場合のことです。
例えば、結婚指輪のようなものをつけている、休日にだけ会うことができないなどのケースです。
既婚者であることに気づいていながらも、事実を確認せずに肉体関係を持てば、過失による不貞行為を行ったことになります。
「配偶者とは離婚する予定」と聞かされていた場合でも、浮気相手に過失があるため、慰謝料を請求することが可能です。
権利侵害があった
浮気相手から慰謝料を取るために、権利侵害があったのかどうかも重要です。
家庭が円満で、夫婦関係も順調であることが、夫や妻の権利になります。
不倫により、夫婦関係に亀裂が生じて破綻し、家庭が崩壊してしまうことが、権利侵害です。
例えば、不倫をする前から別居状態で夫婦としての実態がない場合には、浮気相手から慰謝料を取ることは難しいでしょう。
不倫前と後では、明らかに夫婦関係や家庭環境が変化している場合に、浮気相手からの慰謝料を取ることが認められやすくなります。
慰謝料を取ることができないケース
どんなに望んでも、浮気相手から慰謝料を取ることができないケースもあります。
具体的には、以下のようなケースは慰謝料の請求が難しいでしょう。
- 故意・過失・権利侵害がない
- 時効が成立している
- すでに配偶者から全額を受け取っている
それぞれの内容について、詳しく解説します。
故意・過失・権利侵害がない
下記のように、浮気相手に故意・過失・権利侵害がなければ、慰謝料を取ることができません。
- 暴力や脅迫などで封じられて強姦された
- 配偶者が自分のことを未婚だと偽っていた
- お互いの素性を知らずに1度きりの肉体関係を持った
- すでに夫婦が別居していた
浮気相手に自由意思がなければ、浮気の故意は認められないとされています。
既婚者であるのかを確認したのに、嘘をつかれてしまった場合、浮気相手も被害者のような立場になるため、過失にはあたらないのです。
故意や過失がなければ、不法行為が成立しないため、浮気相手には不倫の責任追及ができません。
不倫をしていた時点で、すでに夫婦や家族が崩壊していた場合には、守るべき権利はないということです。
よって、浮気相手から慰謝料を取ることができません。
時効が成立している
時効が成立していると、浮気相手から慰謝料を取ることができません。
慰謝料の時効は、浮気相手が分かっている場合、不倫の事実を知った日から3年です。
不倫に気づかないまま時効が過ぎてしまうと、浮気相手から慰謝料を取ることができなくなってしまいます。
そのような不利益が生じないように設けられているのが、20年の除斥期間です。
しかし、不倫の事実を把握しながら、浮気相手を特定しない場合には、慰謝料を請求できません。
裁判では、時効が成立していると判断されてしまう可能性が高くなります。
浮気相手の連絡先が分からないという理由では、裁判で慰謝料の請求が認められないケースが多いです。
慰謝料の請求は、早めに動き出すことをおすすめします。
すでに配偶者から全額を受け取っている
すでに配偶者から充分な慰謝料を受け取っている場合には、不倫相手から取ることはできません。
例えば、慰謝料の金額が300万円で妥当だという結論に至っており、配偶者から全額を受け取っているケースです。
この場合、浮気相手から慰謝料を取ることができません。
配偶者と浮気相手の双方から慰謝料を請求したい場合は、配偶者・浮気相手共に150万円などにします。
または、配偶者に100万円・浮気相手に200万円などにしてもでもよいでしょう。
浮気の慰謝料が支払われるのは妥当な金額までになり、それ以上を請求することはできません。
浮気相手から慰謝料を取る方法に必要な証拠・情報
浮気相手から慰謝料を取る方法において、必要な証拠と情報があります。
実際のところ、裁判では証拠を準備しなければ、慰謝料の請求が難しいです。
一方、裁判以外の方法では、証拠がなくても不倫相手が合意さえすれば慰謝料を取ることができます。
しかし、証拠があった方が、浮気相手から慰謝料の支払いに合意してもらいやすいのも事実です。
では浮気相手に慰謝料を請求する方法に必要となる、証拠と情報をご紹介します。
浮気調査の証拠については「浮気調査で有効な証拠を集めるには?探偵に依頼するメリットも解説」でもご紹介しています。
故意・過失の証拠
裁判では、既婚者であることを知っていたのかどうか、故意・過失を示す証拠がなければ、慰謝料を取ることが難しいです。
例えば、既婚者であることを知っていることが分かるような、メッセージや音声などが、証拠になります。
また、職場が同じ場合には、既婚者であることを把握できる環境にあるため、証拠として活用することが可能です。
不倫の証拠
浮気相手から慰謝料を取るために、不倫の証拠は必要不可欠です。
例えば、不倫の証拠として使えるものは、肉体関係を示すものでなければいけません。
- 性行為に及んでいる写真・動画
- 裸で写っている写真・動画
- 性行為を行っていることを認めている動画・音声
- 不倫関係にあることが分かるメッセージ
- ラブホテルの領収書・クレジットカードの明細・会員カード
不倫の証拠は多ければ多いほどよいため、できる限り準備しましょう。
証拠をお持ちでない方は、探偵に浮気調査を依頼することで、裁判でも使える証拠を掴んでもらえます。
浮気相手の住所・名前
慰謝料を取る際、浮気相手の住所と名前が必要です。
自分で浮気相手と慰謝料請求の話し合いをする際も、内容証明郵便を利用する際に、住所や名前を使います。
もし、住所が分からなくても、勤務先が分かれば問題ありません。
ただし、勤務先の方には分からないようにしなければ、浮気相手から名誉棄損で訴えられてしまう可能性があります。
そのため、リスクが高い方法であることは認識しておきましょう。
浮気相手の住所と名前を把握していない場合には、弁護士照会か探偵に所在調査を依頼する必要があります。
浮気相手から慰謝料を確実に取る方法のポイント
浮気相手から、慰謝料を確実に取りたいという方も少なくありません。
本章では、希望通りの慰謝料を受け取るために、浮気相手から慰謝料を確実に取る方法のポイントをご紹介していきます。
決定的な証拠を準備する
浮気相手が言い逃れできないように、決定的な証拠を準備することが、慰謝料を確実に取る方法のポイントです。
自分で交渉を行う際、あいまいな証拠を提示したところで、浮気相手が不貞の事実をすんなり認めるとは思えません。
不倫のように無責任な行為を行うのですから、言い逃れができるのであればしたいというのが本音でしょう。
また、裁判に至った際、判決を下すのは第三者である裁判官です。
裁判官に慰謝料の請求を認めてもらうためには、不倫関係にあったのだろうと納得するような証拠が必要になります。
証拠次第では、浮気相手に有利な判決が下されてしまうことにもなりかねません。
また、どんなに優秀な弁護士に依頼しても、証拠能力が伴わなければ意味がないのです。
このため、不倫の決定的な証拠が必要不可欠になります。
なお、探偵事務所に浮気調査を依頼すると、調査報告書を受け取ることが可能です。
報告書は、法的に証明できるように作成されるため、裁判の証拠として認められる可能性が高くなります。
弁護士に相談する
自分で交渉して失敗したらどうしよう、裁判を行うのが不安、と感じている方は少なくありません。
弁護士には、裁判の代理人はもちろん、示談交渉を依頼することも可能です。
自分で行うよりも相手が応じやすく、訴訟に発展する前に早期解決が見込めます。
内容証明郵便を弁護士に依頼することで、差出人が弁護士で届くため、より強くプレッシャーを与えることが可能です。
弁護士は、交渉のテクニックに長けており、自分で行うよりも高額な慰謝料を取れる可能性があります。
交渉を依頼しなくても、慰謝料の請求に関する法律相談に乗ってもらうことも可能です。
必要なポイントに絞って弁護士に頼ることで、慰謝料の請求をスムーズに進めることができます。
弁護士に相談することも、浮気相手から慰謝料を確実に取るためのポイントです。
分割払いにも適切に応じる
慰謝料の分割払いにも適切に応じることも、浮気相手から確実に取るためのポイントです。
高額な慰謝料を一括払いすることが現実的に厳しい方は、少なくありません。
分割払いに応じることで、浮気相手が慰謝料の支払いに応じやすくなります。
なお、分割払いは完済してもらえない、または滞納するリスクがあるのも事実です。
浮気相手の分割払いに応じる際は、しっかりと示談合意書に記載しなければいけません。
慰謝料は希望よりも高い金額で請求する
慰謝料は、希望よりも高い金額で慰謝料を請求することも、浮気相手から確実に取るためのポイントです。
初めに高い金額を設定しておくことで、相手が減額交渉をしても希望の金額で慰謝料を支払ってもらえます。
なお、現実的ではない金額を請求してしまうと、交渉がまとまらない可能性があるため、適度な金額を上乗せすることが大切です。
浮気相手からの慰謝料の相場はいくら?
浮気相手からの慰謝料は、50万円~300万円が相場と、非常に幅広いです。
離婚の有無によっても金額は異なり、おおよその目安は以下のようになっています。
離婚した場合 | おおよそ200万円~300万円 |
離婚しなかった場合 | おおよそ50万円~100万円 |
また、以下の要素も慰謝料に影響するため、できるだけ詳細な情報を得ておくとよいでしょう。
- 婚姻期間
- 不倫をしていた期間・回数
- 未成年の子どもの有無と人数
この他に、慰謝料が相場よりも高額になるのは以下のケースです。
- 自分の配偶者が不倫を主導した
- 不倫をされた配偶者が精神疾患を患った
一方、相場よりも低くなるのは、以下のとおりです。
- すでに社会的制裁を受けている
- 不倫を深く反省している
慰謝料の金額は、高すぎても安すぎてもよくありません。
適切な慰謝料の金額を知りたい・請求した方がよいのかを見極めたい場合には、弁護士に相談しましょう。
浮気相手から慰謝料を請求する際の注意点
浮気相手から慰謝料を請求してみたものの「こんなはずじゃなかった」と思うような結果に終わる方がいるのも事実です。
そのような失敗がないよう、本章では浮気相手から慰謝料を請求する際の注意点をご紹介していきます。
慰謝料を請求すべきかどうかを慎重に見極める
まず、浮気相手に慰謝料を請求すべきかどうかを、慎重に見極めましょう。
似たような事例でも、不倫のケースは個々に違うからです。
慰謝料を請求した方が得をするのであればよいのですが、損をする可能性もあります。
例えば、ダブル不倫の場合です。
浮気相手のパートナーにも、慰謝料を請求される可能性があります。
下記のようなケースでは、自分たち夫婦よりも、浮気相手の方が慰謝料の金額が高額になります。
- 自分たち夫婦の婚姻期間よりも、不倫相手の夫婦の方が長い
- 自分のパートナーが不倫を主導した
- 自分たちは不倫前から夫婦関係が破綻していた
慰謝料を請求した結果、損をすることになりかねません。
また、ダブル不倫が原因で離婚した場合にも、慰謝料の相場は最大200万円と低くなってしまいます。
浮気相手に、慰謝料を請求すべきかどうかを、慎重に見極めなければいけないことが注意点です。
求償権を放棄してもらうための対策をとる
求償権とは、浮気相手に慰謝料を請求した際、浮気相手が自分の配偶者にも、慰謝料の負担を求めるための権利をさします。
離婚する場合には問題ありませんが、婚姻を継続する場合には家計から負担することになりかねません。
また、求償権の行使によって、配偶者が浮気相手と関わりを持ち続けることになってしまいます。
このような対策として、浮気相手に慰謝料を請求する際に、求償権を放棄してもらえるように交渉した方が安心です。
その際、浮気相手から慰謝料の減額を求められる可能性も0ではありません。
本来、浮気相手からこちらに減額を求める権利はありませんが、求償権については権利があります。
お互いの権利を使い、有利になる条件を交換するのです。
なお、取り決めた内容は、示談合意書に清算条項として記載します。
後のトラブルを防ぐために、求償権を放棄してもらうための対策を取ることは、浮気相手に慰謝料を請求する際の注意点です。
取り決めた内容は必ず書面化する
浮気相手に慰謝料を請求する際、求償権の放棄や分割払いなど、取り決めた内容は必ず書面化することも注意点です。
示談合意書を作成し、署名・捺印をもらうことでトラブルを回避できます。
書面化におすすめしたいのは、公正証書を作成し、示談書として活用する方法です。
公正証書とは、公証人立ち合いのもとで作成する文書です。
慰謝料の請求では、強制執行許諾文言を記載した公正証書を作成します。
浮気相手が慰謝料の支払いを怠った際には、裁判手続きを行うことなく、給与や財産の差し押さえを強制執行できます。
なお、公正証書の作成にかかる金額は2万円ほどです。
また、内容証明郵便も慰謝料請求の証拠になりますが、適切な書き方ができていない方も少なくありません。
書面化することは重要ですが、その書き方も重要です。
弁護士は、効果的な書面の書き方や内容などについても相談に乗ってもらえるため、適切なシーンで頼ることをおすすめします。
証拠を準備するまでは動かない
示談交渉や内容証明郵便による慰謝料の請求から始めたものの、合意に至らなかった場合の最終手段として、裁判を検討している方もいるでしょう。
話し合いや内容証明郵便による慰謝料の請求方法では、浮気相手が合意さえすれば証拠がなくてもできます。
このため、証拠の準備を後回しにする方もいますが、裁判に発展する可能性を考えて先に準備すべきです。
浮気相手は、請求書を提示されたり、内容証明郵便が届いたりすれば、ただ事ではないと察して警戒を始めます。
一時的に不倫を中断する可能性もあるでしょう。
その結果、証拠を掴むために時間がかかってしまい、時効が成立する恐れがあります。
また、裁判を始めたいと思っても、最悪証拠が掴めない可能性も出てくるのです。
警戒する前と後では、証拠を掴むための難易度が大きく変わります。
探偵に依頼する際の費用も、浮気調査の難易度に大きく影響されるため、高額になりかねません。
不貞の証拠は、浮気相手の慰謝料請求において必要不可欠です。
どのようなケースに転んでもよいように、証拠を準備するまでは動かないことが、浮気相手から慰謝料を請求する際の注意点です。
慰謝料の請求に最適な探偵選びのポイント
浮気相手から慰謝料を取る際に、探偵が作成した調査報告書があれば、裁判でも不倫の事実が認められやすくなります。
しかし、報告書は内容が重要です。
探偵が作成した報告書というだけでは、裁判では使えない、または示談交渉に応じてもらえない可能性があります。
探偵選びでもっとも重要なことは、調査力と信頼性が高いことです。
また、慰謝料の請求では、弁護士に頼る可能性もあるでしょう。
本章では、慰謝料を請求する際に最適な探偵の選び方のポイントについてご紹介していきます。
浮気調査の依頼者の選び方については「浮気調査の依頼会社の選び方は?依頼におすすめの浮気調査会社も解説」もご覧ください。
調査報告書のサンプルを見せてもらえる
浮気相手の慰謝料請求に最適な探偵選ぶ際は、調査報告書のサンプルを見せてもらえるかに注目してみましょう。
調査報告書は、誰が見ても、不倫をしていることが分かる内容でなければいけません。
調査力に自信を誇る探偵事務所では、調査報告書のサンプルを見せてもらえます。
また、数社で報告書の内容を見比べることで、素人でも充実度の違いを確認可能です。
探偵事務所との面談の際、自信を持って報告書のサンプルを見せてもらえるのかどうかを確認します。
報告書のサンプルに自信を誇ることは、調査力を意識した探偵選びのポイントです。
探偵の調査報告書については「探偵の調査報告書とは?【裁判の証拠以外の効果も】調査報告はいつ?」でご紹介しています。
公安委員会の届出を済ませている
浮気相手の慰謝料請求に最適な探偵選びのポイントは、公安委員会への届出を済ませていることです。
探偵業を開始する際、公安委員会に届出を済ませることで、正式に調査業として認可されます。
未届で調査を実施すると、探偵業法の違反となり、行政処分が科せられてしまいます。
また、未届の探偵が掴んだ証拠は、裁判の証拠として認められません。
ホームページの標識から「探偵業届出番号」が確認できれば、届出済みの探偵事務所と判断できます。
公安委員会への届出は、信頼性を意識した探偵選びのポイントです。
参照:探偵業の業務の適正化に関する法律 | e-Gov 法令検索
弁護士を無料で紹介してもらえる
浮気相手の慰謝料請求に最適な探偵選びのポイントは、弁護士を無料で紹介してもらえることです。
探偵は法律相談を行えないため、弁護士を紹介してもらうことで相談できます。
また、探偵と弁護士が連携を取りながら慰謝料請求を実施するため、相談者が何度も説明する手間がありません。
自分で弁護士選びを行う手間もないため、非常に便利です。
弁護士の紹介は、希望する際のみに可能なサービスです。
探偵事務所の中には、弁護士の紹介に対応していないケースもあるため、ご注意ください。
慰謝料の請求は、法律が絡む事案です。
弁護士の無料紹介があると心強いため、探偵選びのポイントとして押さえておくことをおすすめします。
慰謝料請求の証拠が掴める!浮気調査の探偵事務所おすすめ4社
浮気相手から慰謝料を取る際、探偵事務所に浮気調査を依頼すれば証拠を掴んでもらえます。
探偵選びのポイントは、調査力と信頼性が高いことが絶対で、さらに弁護士の無料紹介に対応しているとよいです。
しかし、費用が気になる方も多いのではないでしょうか。
浮気調査の費用は、探偵事務所に応じて数十万円もの違いがあることも珍しくありません。
そこで数社で見積りを取って比較し、もっとも費用を抑えられる探偵事務所を選ぶことが大切です。
最後に、浮気相手の慰謝料請求に最適な探偵事務所を厳選し、全国対応のおすすめ4社をご紹介します。
AKI探偵事務所
参照:AKI探偵事務所
AKI探偵事務所は、浮気調査に強くて、調査結果にこだわりが強い探偵事務所です。
調査力が高くなければ、慰謝料請求の証拠は掴めません。
AKI探偵事務所は、鮮明な証拠を撮影するために、調査機材にもこだわっています。
調査力を保つために、3名のグループで対応し、決定的瞬間を掴めます。
相談員からのアドバイスや相談が可能で、安心して浮気調査を依頼できるでしょう。
証拠は報告書とDVDが受け取れ、弁護士の紹介まで対応可能です。
浮気相手に慰謝料を請求する際、まずは裁判でも使える証拠が欲しい方におすすめです。
妻と浮気相手に慰謝料請求をするために浮気の証拠がほしかった。
調査して裁判で使える報告書とDVDがもらえて、妻と相手慰謝料請求ができて助かった。
引用:AKI探偵事務所|利用者様の声
3社の見積りを見てAKIに決めた。
他社と比較すると半額以下で料金体系がとても分かりやすかった。
引用:AKI探偵事務所|利用者様の声
調査中はご無理を言って大変ご迷惑をおかけしましたが、柔軟に対応していただき感謝しています。
現在、ご紹介いただいた弁護士さんと調停を進めているところです。
またご報告させていただきます。
引用:AKI探偵事務所|利用者様の声
AKI探偵事務所については「AKI探偵事務所の口コミと評判【費用・調査力・信頼性】徹底解説」で詳しくご紹介しています。
あい探偵
参照:浮気調査専門のあい探偵
あい探偵は、完全成功報酬プラン採用による調査力の高さと、弁護士連携による解決力を誇る探偵事務所です。
浮気相手の慰謝料請求は、弁護士に頼るケースも少なくありません。
あい探偵のアフターサポートでは、提携弁護士が2名体制で対応するため、解決力が高いです。
通常弁護士の相談は有料ですが、あい探偵は無料相談を利用できます。
あい探偵は、裁判の証拠収集を得意としていることが特徴です。
浮気調査では最先端の機材を使用しながら、正確な調査を実施し、決定的な証拠を掴めます。
また、調査中は3名以上の顧問弁護士が、証拠能力のチェックを実施。
弁護士に、不貞を充分に証明できると判断されるまで、最大1年間にわたり調査の続行が可能です。
証拠は、報告書とDVDを受け取れます。
離婚を視野に入れており、浮気相手にも慰謝料を請求したい方におすすめです。
インターネットで浮気調査を検索して、HPが見やすいのと、問い合わせをした際返信が早かったので、こちらで相談させていただきました。
親身になって、話を聞いてくださり私が1番納得出来る形での解決方法を一緒に考えてくれました。
調査依頼をして結果、どうやってもこちらが有利になると弁護士からも見解をもらえる証拠を集められました。
その後についても、相手に慰謝料請求のサポートも依頼出来たので、最後までお手伝いをしてくれました。
引用:Googleマップ|あい探偵の口コミ
お久しぶりです。
大変お世話になりました!
あれから無事離婚調停もおわり、5月で離婚いたしました。
元旦那とは1回で調停を終わらせる約束で、こちらが出した条件を全てのむといっていたので、家のローン等はあちらもちで、学資保険や慰謝料や養育費もきちんといただくことが出来ました。
調停を終え、慰謝料が振り込まれてから高すぎるから女と合同の慰謝料ということにして、金輪際関わらないでくれと言われましたが、そんなこと調停ではお話していないので、女の方は慰謝料の期限が12月末までなのでそこを待って弁護士を介して話し合いをする予定です!
色々落ち着いてきましたので御報告まででした…
色々ありがとうございました!
お忙しいかと思いますが、お体に気をつけてくださいね!
引用:Googleマップ|あい探偵の口コミ
色々な事務所を調べて、一番リーズナブルなあい探偵事務所さんにお願いしました。 探偵を頼むのが初めてで不安が大きかったですが、満足いく結果を出してくださいました。 あい探偵さんに頼んで良かったです。
周りに同じような悩みを抱えている人がいたら是非紹介させていただきたいです。
本当にありがとうございました。
引用:Googleマップ|あい探偵の口コミ
総合探偵社AMUSE(アムス)
参照:株式会社AMUSE
総合探偵社AMUSE(アムス)は、リアルタイム報告・寄り添う対応・費用でも評判の探偵事務所です。
慰謝料請求のために浮気調査を依頼する際、少しでも費用を抑えたいという方は少なくありません。
総合探偵社AMUSE(アムス)は、5名までの無料増員、余った費用が返金されるシステムを採用しています。
1時間8,250円のところ、15時間~24時間の調査は3,980円で依頼できるのは魅力でしょう。
難易度が高い、調査が長引いてしまうなどのようなケースでも、費用を抑えられるしくみが備わっているため安心です。
相談員の多くが、夫婦カウンセラーを保有しています。
夫婦関係の再構築を目指しながら、浮気相手に慰謝料を請求したい方におすすめです。
探偵と聞くと、映画やドラマの様な世界のイメージがありましたが実際担当してくれた方と話してみると、親身になって相談に乗ってくれこちらの要望や質問にもしっかり耳を傾けてくれ好印象でした。
対応も申し分なく、料金も明瞭だったのでお願いしてみることに。
結果、予想通り浮気確定。肝心の証拠もばっちり押さえてもらえ、離婚~その後の養育費関係もほぼほぼ私の条件を飲む形で話をつけることができました。
引用元:Googleマップ|総合探偵社AMUSEの口コミ
結果から書きますが、ここにお願いしてよかったと思います。
最近夫がお風呂に行く時も、ちょっとコンビニに行く時も常にスマホを手放さないのと、毎日の帰宅時間が明らかに遅くなってることが気になり、調べてもらったところ不倫をされていました。
担当の方から報告が来て、証拠の写真とあわせて送られてきた時は頭が真っ白になりましたが、少し落ち着いたあとは、『このまま知らずに騙されて過ごすより今分かってよかった』と思えるようになり、すぐに離婚、示談の手続きへと移行できました。
離婚や慰謝料の件ももう少し色々揉めるかな?と予想してましたが、アムスさんの不貞証拠写真とリアルタイムの報告のおかげであっさり解決。
初めての探偵さん利用なので、他の探偵さんと比較することはできませんが、ここは信頼できる探偵さんだと感じました。
引用:Googleマップ|総合探偵社AMUSEの口コミ
対応の良さは結構皆さん感じてるみたいなのでここでは割愛。
個人的にもうここ一択かなーと思ったのは料金の安さ。
アムス含め、3社程見積り出してもらいましたがここが一番安かったです。
安いうえに対応も良ければ、そりゃ人気でるよねーって話。
調査が終わったあとは結構メンタルやられたけど、その辺のアフターフォローもしっかりしてくれたのも有難かったです。
こんな経験はもうこりごりですが、もしまた必要になった時はアムスに依頼すると決めました。
引用:Googleマップ|総合探偵社AMUSEの口コミ
総合探偵社AMUSE(アムス)については「総合探偵社AMUSE(アムス)の口コミ【対応・料金・調査力・信頼性】徹底解説」でも詳しくご紹介しています。
総合探偵社クロル
参照:総合探偵社クロル
総合探偵社クロルは、業界の常識にとらわれないサービスを展開する探偵事務所です。
すでに、自分で慰謝料請求の内容証明郵便を送ってしまい、浮気相手に警戒されている状態の方もいるでしょう。
これは、浮気調査の難易度が高くなってしまい、証拠が掴みにくい状態であるといえます。
総合探偵社クロルは、経験20年のベテランが浮気調査を担当する探偵事務所です。
経験の豊富さから、難易度が高い浮気調査にも対応しており、的確に証拠を掴んでもらえます。
アフターサポートでは、弁護士や司法書士、カウンセラーの紹介などが可能です。
慰謝料の請求に最適な専門家にも相談できます。
また、調査の終了後でも、悩みが解決するまで何度でも無料で相談できるカウンセリングを実施。
今後の方針が決まっていない、でも浮気相手に慰謝料を請求したいという方におすすめです。
夫の浮気を疑い色々と浮気の調査ができる探偵社に連絡を取っていました。
数社の話を聞き、その中のひとつがクロルさんでした。
他の探偵社さんはすぐに料金の話になり、契約を急かされる印象がありましたが、クロルさんは、私の話に合わせて色々と教えてくれました。
気持ち的なサポートもしてくれて、一番安心感があり依頼をさせていただきました。
証拠もしっかり取ってくれて、詳しく書かれてある報告書にも驚きました。
結果、クロルさんにお願いして良かったです。
この度は、調査以外のご相談も聞いていただきありがとうございました。
先日、無事に浮気相手に慰謝料の請求もできました。
引用:みん評|総合探偵社クロルの口コミ
最初はGPSやボイスレコーダーを使って自分で証拠を集めようとしましたが限界がありクロルさんに相談しました。
無駄な費用がかからないよう段階的に調査をすすめるプランを提案していただき、予算内で十分な証拠をとっていただきました。
弁護士先生も紹介していただき、とても満足しています。
引用:みん評|総合探偵社クロルの口コミ
夫の浮気調査をお願いしました。
どれくらいしっかり調べ上げてくれるのか、もちろん不安な気持ちも初めはありましたが、証拠もしっかりとおさえていただけて、調査内容も十分満足でき、クロルさんにお願いしてよかったと思っています。
調査内容に加え、調査後のフォローもご丁寧にしていただき心より感謝いたします。
引用:みん評|総合探偵社クロルの口コミ
総合探偵社クロルについては「総合探偵社クロルの口コミ【対応力・料金・調査力・信頼性】徹底解説」で詳しくご紹介しています。
まとめ
浮気相手から慰謝料を取る方法は、示談交渉・内容証明郵便・裁判の3種類で、自分で請求することもできます。
まずは、浮気相手から慰謝料を取ることができるのか、請求すべきなのかどうかを見極めましょう。
確実に慰謝料を取るためにはポイントを押さえる必要がありますが、最重要すべきは決定的な不倫の証拠を準備することです。
不倫の証拠がなければ、浮気相手に慰謝料を請求できません。
慰謝料の請求で動き出す前に、まずは証拠を準備することが大切です。
本記事では、慰謝料の請求を行うための証拠を掴んでもらう際に最適な、探偵事務所をご紹介しました。
浮気相手の慰謝料の請求を検討されている方は、ぜひご相談を検討されてみていはいかがでしょうか。