浮気が原因で離婚する場合、状況に応じて協議で離婚が成立する場合があれば、裁判までもつれ込む可能性もあります。
調停や裁判になった場合、必要なのは確固たる浮気の証拠です。
特に裁判の場合は確実に不貞行為を証明できるだけの証拠が必要となります。
ですが、確固たる証拠を自分で集めるのは至難の業といえます。
そこで活用したいのが探偵の浮気調査です。
探偵に依頼すれば、自分では収集できない証拠集めが可能です。
本記事では、探偵に浮気調査を依頼する場合の事前準備、メリットやデメリットを解説するとともに、費用なども解説いたします。
配偶者の浮気が原因で離婚を考えている場合、ぜひ参考にしてください。
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浮気調査を依頼する前に確認!離婚形態について
浮気調査を探偵に依頼する前に、まずは離婚形態について確認しましょう。
離婚形態には種類があり、大きく分けると3つのタイプに分別できます。
離婚は基本的には夫婦間での合意があれば、理由は特に求められません。
ですが、どちらかが離婚そのもの、もしくは離婚の条件に納得がいかない場合、離婚の成立はできません。
その場合、家庭裁判所を利用しての離婚成立を目指すようになります。
ここでは、浮気調査を依頼する前に、知っておきたい離婚形態についてご説明します。
協議離婚
協議離婚は、夫婦の話合いで合意した場合の離婚形態です。
家庭裁判所を利用せず、夫婦間での協議で離婚を完結できる形態です。
当事者間の合意により、離婚が成立するため、どのような理由であっても合意したうえであれば離婚届は受理されます。
しかし、双方合意が原則であるため、どちらか一方が納得できない場合は、協議離婚は成立しません。
離婚やその条件で揉める場合、期間が長く伸びてしまいます。
協議で話がまとまらない場合は、家庭裁判所を活用した離婚になります。
調停離婚
調停離婚とは、家庭裁判所を介した離婚調停により成立する離婚形態です。
離婚協議がまとまらず協議離婚できない場合、次のステップとして家庭裁判所の活用があります。
夫婦間での協議で合意が得られなければ離婚を成立させられないため、離婚調停を家庭裁判所に申立てします。
離婚調停は裁判所内で裁判官と調停委員により構成される調停委員会を夫婦の間に挟み、夫婦間の話し合いにより解決を目指します。
調停は当事者揃っての話合いではなく、当事者を交互に召集し、それぞれから言い分の確認が行われます。
通常は5回程度で結論がだされます。
これにより調停が成立すれば調停離婚として届の提出が可能です。
また、調停不成立の場合は、調停に代わる審判が出され、2週間以内の異議申し立てがなければ審判離婚として離婚を成立し、異議申し立てした場合は、離婚裁判にステージが移されます。
裁判離婚
裁判離婚とは、離婚調停が成立せず、異議申し立てが出された場合に行われる離婚裁判によって確定する離婚形態をいいます。
離婚裁判において和解した場合「和解離婚」、請求の受け入れの場合「認諾離婚」といいます。
和解にも応じなかった場合、最終的には判決で離婚が確定し、それで離婚が成立すれば「判決離婚」となります。
離婚の浮気調査は探偵を利用すべき?
配偶者が浮気をしている可能性があり、それが事実である場合、離婚を考える際には探偵への依頼を検討しましょう。
なぜなら、探偵への浮気調査の依頼には多くの利点があるからです。
特に、以下のような場合には探偵を利用することで、離婚の判断材料を集められるとともに、泣き寝入りを防げます。
- 浮気の可能性が高い場合
- 突然離婚を切り出されたが思い当たるふしがない場合
探偵に浮気調査を依頼する利点には、次のような項目があります。
- 浮気調査に関する専門技術と経験を持っている
- 法的に有効な証拠が集められる
- 第三者として客観的に調査してもらえる
- 自分で調査を行う場合のリスクを回避できる
- 自分で調査を行う場合の時間と労力を節約できる
- 精神的な安心感を得られる
配偶者の浮気が原因で離婚する場合、法的措置に至った場合には確固たる不貞行為の証拠が必要になります。
その証拠集めにおいて、上記の利点を活用することで、探偵の浮気調査を利用すべきだといえるのです。
離婚の浮気調査を探偵に依頼するときの事前準備
探偵に浮気調査を依頼する場合、事前準備をしっかりと行えば、調査はスムーズに進み、確実な浮気の証拠集めができる可能性が高くなります。
事前に提供できる情報が具体的かつ詳細であるほど、探偵の調査制度が向上するとともに、効率も向上するため、費用面を抑えつつ、法的に有効な証拠を得るための助けができます。
浮気調査を探偵に依頼する場合にしておきたい事前準備を解説します。
怪しい行動をとる日時を把握しておく
事前準備として、探偵に調査対象者である配偶者の情報を提供できるように、情報の整理と記録を行います。
まず配偶者の日常パターンを記録し、その中で浮気の疑いがある日時を把握します。
不審な行動をとった曜日や時間帯は、今後も同じ傾向を取る可能性があるためです。
配偶者が怪しい行動をとる日時に周期性があったり、曜日によって怪しい日があったりするのであれば、それを把握しておきましょう。
また、これらの情報と合わせて、不審な行動記録も残しておくとより効果的です。
帰宅が遅くなったり、突然外出したりした場合、その日時や理由を残しておくと、調査開始後の手掛かりにつながる可能性もあるためです。
調査対象の写真やスケジュールを用意する
調査対象者の写真やスケジュール、基本情報の用意も必須です。
名前や年齢、職業や勤務先、電話番号などを共有しましょう。
写真については、配偶者の写真、浮気相手の可能性がある人物の写真がある場合は、それらを用意しておきましょう。
また、浮気相手の可能性がある人物の名前や勤務先、見た目の特徴などといった情報もわかれば、あわせて準備しておきましょう。
怪しい日時のスケジュールと調査対象者の特徴がわかっていれば、浮気の怪しい日をピンポイントで調査できるため、効率よく調査可能となります。
信頼できる探偵事務所を絞り込む
浮気調査の準備でもう一つ重要なのは、浮気調査を依頼する探偵事務所選びです。
探偵事務所の調査品質や料金体系は事務所ごとでさまざまだからです。
信頼性が低い探偵事務所に依頼してしまうと、浮気しているのに証拠をつかめない可能性があります。
また、料金トラブルが起こる可能性もあります。
信頼できる探偵事務所を選ぶために次の項目を確認するといいでしょう。
- 口コミや評判の確認
- プランや料金体系の確認
- 探偵事務所の実績確認
また浮気調査を依頼する探偵事務所選びに迷ったら、「安心探偵.com」をご利用ください。
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離婚のために浮気調査を探偵に依頼するメリット
探偵への浮気調査の依頼は、離婚手続きを進めるうえで多くのメリットがあります。
調査のプロによる専門技術と専門機材を駆使した調査が行われるため、法的に有効となる証拠集めが可能です。
結果、離婚交渉や慰謝料請求を有利に進められます。
離婚のために浮気調査を探偵に依頼するメリットを詳しくご説明します。
離婚を切り出された裏に潜む原因を調べられる
離婚のために浮気調査を探偵に依頼する大きなメリットの一つは、離婚を切り出された裏に潜む本当の原因を調べられることです。
配偶者から突然離婚を切り出された場合、その背景には単なる性格の不一致以外の理由が隠れている可能性があります。
探偵による調査は、この隠された真実を明らかにする有効な手段となります。
たとえば、配偶者が頻繁に遅くまで仕事をしていると主張しながら、実際は別の異性と会っているケースがあります。
また、経済的な問題や家庭内暴力など、表面化していない深刻な問題が存在することもあるでしょう。
探偵はこうした事実を客観的に収集し、証拠として提示することができます。
したがって、探偵による浮気調査は、離婚の真の原因を明らかにし、適切な対応を取るための重要な情報を提供してくれます。
配偶者や浮気相手からしっかりと慰謝料がとれる
離婚のために浮気調査を探偵に依頼すれば、配偶者や浮気相手からしっかりと慰謝料をとれるメリットがあります。
探偵に浮気調査を依頼すれば、法的な有効性のある不貞行為の証拠が得られるからです。
探偵調査後に作成する調査報告書では、具体的な日時や場所、どのような行動をしていたかなど、詳細に記録されるため、不貞行為があった場合の事実を明確に示されます。
証拠をしっかりと押さえられれば、離婚と合わせて配偶者や浮気相手からしっかりと慰謝料を受け取れるのです。
浮気があって家庭が崩壊してしまっても不貞関係がなかった場合、慰謝料は離婚慰謝料として配偶者のみへの請求となります。
不貞関係があった場合には、配偶者と浮気相手双方に対して不貞慰謝料として請求できます。
自分だと集められない浮気の証拠が収集できる
探偵に浮気調査を依頼すれば、自分では集められない浮気の証拠が収集でき、交渉力を強化できるメリットがあります。
自分で浮気調査を行おうとした場合、自分自身の生活や家族との生活があるため、調査に時間を割くのは現実的に難しいといえます。
張り込みや尾行をずっと行えるわけでないため、効果的な結果を得るのは難しいでしょう。
探偵への依頼では、時間と労力をカバーでき、法的に効果のある証拠の収集が可能です。
法的にも対応できる証拠であれば、交渉力も格段に強化できるのです。
探偵の調査報告書については、下記でも詳しく解説しています。
参考:離婚裁判で証拠になりやすい探偵の報告書とは!離婚に強い探偵事務所も紹介!
離婚のために浮気調査を探偵に依頼するデメリット
離婚の為に浮気調査を探偵に依頼する場合、法的に有効な浮気の証拠を集められるメリットや離婚の交渉を有利に進められるメリットなど多くのメリットがあるものの、同時にデメリットも存在します。
- 調査対象者にバレる
- 高額な費用が必要
調査対象者にバレたり証拠が出ない可能性がある
浮気調査のデメリットの1つめは、調査対象者への浮気調査がバレるリスクや証拠が集まらないリスクです。
探偵の調査スキルや、強硬な調査を依頼したような場合、調査対象者に浮気調査がバレてしまう可能性があります。
また、探偵の能力が調査対象者の行動パターンに対応しきれない場合、十分な証拠が集まらないケースもあります。
浮気調査がバレてしまった場合、調査対象者が警戒を強めてしまい、証拠の収集はますます困難になってしまいかねません。
証拠が不足してしまうと、離婚訴訟や慰謝料の請求において有利な立場に立てず、場合によっては依頼者側が不利な立場に陥ってしまう可能性もあります。
証拠収集に多額の費用がかかる
探偵に浮気調査を依頼するには多額の費用が必要です。
調査の規模や調査期間が大きくなれば、調査員の人件費や必要経費は増大します。
探偵事務所によっては、料金体系やプランなどが用意されていたり、予算に応じて対応を計画してもらえます。
一方で調査が長引いてしまったり、追加の調査が必要になってしまったりした場合、当初の見積もり以上の費用が発生するケースもあります。
追加費用についても、探偵事務所の料金体系によっては発生しないケースや、基本料金が安い代わりに追加料金は別途発生する料金体系になっている探偵事務所もあります。
調査規模や調査内容によってはプラン料金では過剰に払いすぎてしまう場合もあるため、依頼前にしっかりと費用面は確認するようにしましょう。
浮気調査を探偵に依頼した場合の費用
浮気調査を探偵に依頼した場合、規模や期間に応じて料金は大きく違ってきます。
1週間での契約の場合、30万円~100万円と幅があります。
この料金は、探偵事務所によってプランや料金体系により違いがあるからです。
1日辺りでの料金にも違いがあるため、調査日数によって大きく幅が生まれるのです。
参考:探偵の1日の料金は?1日だけの調査リスクや費用を抑える方法を解説
探偵に浮気調査を依頼した方がいいケース
配偶者に浮気の疑いがある場合、決定的な証拠を集めるためには自分で行う浮気調査では対応しきれない可能性が高いです。
探偵の専門的な技術や機材、調査経験が浮気の証拠集めに大きく役立ちます。
特に法的手段を検討する場合、法的に有効になる証拠集めが必要になりますので、確実な証拠を合法的に集められる探偵へ依頼するのがいいでしょう。
浮気調査を探偵に依頼した方がいいケースについて以下に詳しく解説します。
浮気している可能性が高い
配偶者の浮気に高い確信がある場合は、探偵に依頼するほうがいいでしょう。
不自然な行動や言動、浮気バレを警戒するような動きを見せている場合は、探偵の浮気調査だと迅速に確認が可能だからです。
浮気の疑いが高い場合、自分で調査をするよりも、時間的なロスも少なく無駄な労力を省けます。
短期間で確固たる証拠を収集できる可能性が高いため、費用対効果も高くなるでしょう。
離婚を切り出されたが思い当たる節がない
突然、配偶者から離婚要求をされてしまい、その理由に納得がいかない、思い当たる節がないという場合、探偵に浮気調査を依頼すれば、離婚理由の真の要因である浮気を突き止められる可能性があります。
離婚理由が明確で異性の影も全くない場合は、調査しても費用の無駄に終わる可能性はありますが、寝耳に水の状態で離婚を切り出された場合、浮気が潜んでいるケースはあるのです。
離婚について協議、もしくは調停へと進むのと並行で調査し証拠を集めておけば、依頼者側の立場を強化でき、優位に立ち回れるようになります。
浮気に対しての慰謝料をしっかり受け取りたい
配偶者の浮気に対し、配偶者と浮気相手双方からしっかりと慰謝料を請求したい場合、浮気の証拠は必須です。
慰謝料を請求し、しっかりと受け取るには、不貞行為を示す明確な証拠が必要になります。
素人が撮影した写真では、写りが不明瞭な状態や、どこで撮影したかがわからないなど、証拠として認められない可能性があります。
プロの探偵に依頼することで、裁判では信ぴょう性が高く、慰謝料請求では有利な立場を確保できる証拠が集められます。
そのため、慰謝料をしっかり受け取りたい場合は、探偵に浮気調査を依頼したほうがよいでしょう。
証拠が集まらないが泣き寝入りはしたくない
浮気を匂わせる不審な行動が多くあり、自分で浮気調査をしたものの全く証拠が集まらない。
そのような場合にも、探偵に依頼すれば浮気の確認と証拠集めは可能です。
相手が警戒を強めている場合、証拠を掴めない可能性は高くなりますが、探偵であれば経験や調査技術からその警戒心をかわし、証拠集めを行います。
証拠が集められない場合には、探偵事務所の無料相談で、その疑念について相談してみるといいでしょう。
浮気調査に関するよくある質問
浮気調査に関するよくある質問を3つ紹介します。
浮気調査にはどれくらいの期間がかかりますか?
浮気調査にかかる期間は、浮気調査の目的によって異なります。
浮気調査は大きくわけると2つの目的に分かれます。
- 浮気の事実確認
- 離婚や慰謝料請求に必要な証拠集め
浮気の事実確認だけであれば、浮気相手と会う可能性のある怪しい日がわかっていればピンポイントの調査で完了できる場合あります。
しかし、離婚や慰謝料請求で必要な証拠集めとなると、1日で完了はできません。
特に訴訟に利用する証拠を集める場合、浮気として認められる条件に合致したものでなければいけません。
その条件を満たすためにも、調査には2週間から4週間が必要になります。
そのため、依頼から調査報告書を受け取るまでの期間としては1~2ヶ月程度が目安だといえます。
調査期間については、下記の記事でも詳しく解説しています。
参考:浮気調査の期間は?期間を短縮して探偵に安く依頼する方法
興信所の浮気調査は探偵と違いがありますか?
興信所は、調査業務を行う点では探偵と共通しており、現在では個人・法人に関わらず調査するため、大きな違いはありません。
元々は自分の身元を明かしたうえで企業の経済状況などの信用調査を行う事業体であったため、信用調査や企業調査に対しての強みがあるのも特徴です。
本来は企業や個人の信用状況の調査や結婚前の婚前調査などを行っていました。
そこから浮気調査も行うようになっているため、実質探偵との違いは大きくありません。
興信所については、下記の記事でも詳しく解説しています。
参考:興信所とは?探偵との違いと調査内容・どこまでわかるのかを徹底解説
離婚調停で不貞行為を認めない場合どうなりますか?
離婚調停で不貞行為を認めない場合、調停委員が双方の主張をヒアリングして解決策を模索します。
調停での話し合いの中で不貞行為に関して調停に合意できない場合、調停は不成立となり離婚裁判に移行します。
裁判になった場合、不貞行為の証拠が重要な役割を果たすことになります。
裁判所が不貞行為を認めれば、離婚が認められ慰謝料の請求も可能になります。
逆に証拠不十分である場合、離婚が認められないため、不貞行為の証拠はしっかりと集める必要があります。
任せられる探偵事務所探しには安心探偵.comを活用しよう
参照:安心探偵.COM
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配偶者の浮気が真実かどうかわからない場合や、浮気していたら離婚すると考えている場合、信用性の高い探偵事務所に調査を依頼したいものです。
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また、安心探偵.com経由で調査依頼を申込めば、最大20%の調査料割引が受けられます。
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まとめ
今回は浮気が原因で離婚する場合に探偵に浮気調査を依頼するべきかについて解説しました。
浮気調査を探偵に依頼することには多くのメリットがあります。
特に、離婚を考えている場合には、法的有効性のある証拠集めが可能であるため、探偵の力を借りるのは有効です。
浮気の可能性が高い場合や、証拠収集が上手くいかない場合は、調査のプロである探偵への依頼を検討してみましょう。