浮気慰謝料どこから対象?浮気や不倫に対する慰謝料の相場や請求条件を解説

浮気慰謝料どこから対象?浮気や不倫に対する慰謝料の相場や請求条件を解説

「浮気された…」そう気づいた瞬間、怒りや悲しみが沸き起こると同時に、慰謝料が頭をよぎります。

浮気による慰謝料請求は、法的にも感情的にも複雑な問題です。

本記事では浮気の慰謝料を請求するにあたり、どこから「浮気」とみなされるのか、どんな証拠が必要なのか、実際の請求手順はどうなるのか…。について解説します。

有利な条件での解決を目指す方法もお伝えするので、記事を読んでできるだけストレスのない問題解決を目指しましょう。

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目次

浮気の慰謝料はどこから請求できる?

浮気の慰謝料はどこから請求できる?

浮気の慰謝料を請求できるかどうかは、以下の要素によって決まります。

  • 不貞行為があること
  • 婚姻関係の状態
  • 加害者や被害者の状況
  • 時効成立前であること

まず、不貞行為の存在は、単なる疑惑だけでは不十分で、具体的な証拠が必要です。

次に、婚姻関係や関係者の状態も考慮されます。すでに夫婦関係が破綻していた場合やW不倫の場合は請求が難しくなるでしょう。

最後に、不貞行為から20年、知ってから3年以内の時効成立前であることも必要です。

そもそも不貞行為とはどこから?

不貞行為の定義は、法律上明確に規定されていません。

一般的に不貞行為とは「既婚者が配偶者以外の者と自由な意思のもとに肉体関係を結ぶこと」と解釈されています。

ここで重要なのは、「自由な意思」と「肉体関係」の2点です。強制や脅迫によるものは除外され、また、単なる精神的な関係だけでは不貞行為とは見なされません。

ただし、肉体関係の証明が難しい場合でも、状況証拠から不貞行為と判断することは可能です。

たとえば、

  • 頻繁なホテルの利用
  • 深夜に二人で外出する

上記のような外部から見て「不貞行為が行われていた可能性が高い」と判断される行動が取られていた場合、不貞行為の証拠として採用されることがあります。

そもそも慰謝料とは?

浮気の慰謝料とは、配偶者や内縁関係にあるパートナーの不貞行為によって被った精神的苦痛に対する金銭的補償を意味します。

慰謝料の目的は、被害者の精神的苦痛を和らげ、失われた信頼関係や平穏な生活を取り戻すための一助となることです。

ただし、慰謝料は罰金ではなく、あくまでも被害者の精神的苦痛を金銭的に評価したものであることに注意が必要です。

浮気と不倫の違い

浮気と不倫は、しばしば混同されますが、法律的には異なる概念として扱われることがあります。

浮気は比較的軽度な関係や一時的な気の迷いを含み、既婚・未婚を問わず発生する行為です。

たとえば、一夜限りの関係やキスだけの関係なども浮気に含まれることがあります。

一方、不倫は少なくとも一方が既婚者です。不倫は法的責任が問われる可能性が高く、慰謝料請求の対象となりやすいのが特徴です。

不貞行為なしで慰謝料請求はできる?

不貞行為なしで慰謝料請求はできる?

不貞行為により慰謝料を請求することができるのは、「平穏な婚姻共同生活の維持」という権利または法的保護に値する利益を侵害する行為があった場合です。

つまり、肉体関係がなくても、婚姻関係を著しく損なう行為があれば、慰謝料請求の可能性があります。

ただし、証明が難しく、裁判所の判断も厳しくなる傾向にあります。

肉体関係があると判断される行動

肉体関係があったと判断されるのは、以下のような行動です。

  • 配偶者以外の異性とラブホテルに行った(長時間利用)
  • 配偶者以外の異性と旅行に行き同じ部屋に宿泊した
  • 異性の自宅(一人暮らし)に長時間滞在した

上記は、直接的な証拠がなくても、状況証拠として肉体関係の存在を強く示唆するためです。

ただし、状況証拠だけでは不十分な場合もあるため、他の証拠と合わせて総合的に判断されます。

肉体関係なしと判断される行動

一方、以下のような行動は、通常、肉体関係があったとは判断されません。

  • キスやハグをする
  • 2人で食事をする、デートをする
  • メール、LINE、電話をする

上記の行動は、親密な関係を示すものの、それだけでは不貞行為とは認められないことが多いです。

ただし、上記の行動が頻繁に行われ、長期間続いている場合は、総合的に判断して不貞行為と認められる可能性もあります。

浮気の慰謝料が請求できる条件

浮気の慰謝料が請求できる条件

浮気の慰謝料を請求するためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 配偶者の不貞行為の存在
  • 不貞行為による婚姻関係の破綻
  • 精神的苦痛の発生

単に配偶者が異性と関係を持っていることを知って苦痛を受けただけでは、必ずしも慰謝料を請求できるとは限りません。

裁判所は、上記の条件を総合的に判断して慰謝料の請求が認められるかどうかを決定します。

肉体関係がある

慰謝料請求の最も重要な条件は、配偶者と浮気相手の間に肉体関係があることです。

肉体関係は、不貞行為の核心的要素であり、慰謝料請求の根拠となります。

そのため単なるデートや電話、メールのやり取りだけでは不十分で、肉体関係の存在を示す証拠や状況証拠が必要です。

ただし、直接的な証拠がなくても、状況から肉体関係の存在が強く推測される場合は、慰謝料請求が認められることがあります。

浮気が原因で夫婦関係が破綻したと証明できる

慰謝料を請求するためには、浮気によって婚姻関係が破綻したことを証明する必要があります。

つまり、夫婦の平和な関係が維持されなくなったことを示さなければなりません。

たとえば、浮気が原因で別居や離婚に至った場合や、家庭内の雰囲気が著しく悪化した場合などが該当します。

そのため、浮気以前から夫婦関係に問題があった場合は、慰謝料の額が減額される可能性があります。

時効成立前

浮気の慰謝料請求には時効があります。不貞行為および浮気相手を知ってから3年以内、または不倫関係が始まってから20年以内です。

時効を過ぎると、慰謝料を請求する権利が消滅します。

したがって、浮気を発見したら、できるだけ早く行動を起こしてください。

浮気の証拠がある

慰謝料請求には、不倫を証明できる十分な証拠が必要です。証拠の質と量が慰謝料の額に大きく影響します。

決定的な証拠が1つでもあれば慰謝料請求の可能性は高まりますが、複数の証拠があればさらに有利です。

証拠には、写真や動画、メールやLINEの記録、ホテルの領収書などがあります。

慰謝料を請求するための証拠

慰謝料を請求するための証拠

慰謝料請求に必要な証拠は、法的に認められるものでなければなりません。

違法に入手した証拠は裁判で使用できないだけでなく、逆に訴えられる可能性もあるので注意が必要です。

写真

写真は有力な証拠となります。以下のような写真が特に効果的です。

  • 浮気相手と一緒にいる様子
  • ホテルへの出入りの様子
  • 親密な行動をしている場面

ただし、公共の場所での撮影は問題ありませんが、私有地での盗撮は違法となる可能性があります。

自分で撮影を試みる場合はプライバシーの侵害という法的概念に注意しましょう。

録音

録音も有効な証拠となります。

  • 浮気を認める発言
  • 不適切な関係性を示す会話

ただし会話の録音には、法的な制限があります。

会話の当事者どちらか一方が録音していれば合法ですが、第三者が無断で録音すると違法です。

また、録音された会話の内容が重要で、単なる日常会話では証拠として弱い場合があります。

連絡を取っていた記録

メールやLINE、SNSなどの記録も有力な証拠となります。

  • 肉体関係を示唆するメッセージ
  • デートの約束や内容
  • 親密な関係性が分かる会話

上記の記録は、不貞行為の頻度や期間、関係の深さを示す重要な証拠です。

ただし、プライバシーの問題があるため、入手方法には注意が必要です。専門家や探偵社に相談することも検討しましょう。

領収書・明細書

金銭的な記録も証拠となります。

  • ホテルに行った領収書や明細
  • 高額な贈り物の購入記録

ホテルの利用記録は特に有力で、不貞行為の直接的な証拠となります。

一方、映画や旅行費用などのデートの記録は証拠として弱いです。

金銭的な記録は、クレジットカードの明細やレシートなどから入手したり、共有の口座や家計簿から見つけたりすることが可能です。

慰謝料を請求しにくいケース

慰謝料を請求しにくいケース

慰謝料を取れないもしくは金額が少なくなるケースについて、5つ説明します。

ご紹介する状況では、慰謝料請求が難しくなったり、請求額が減額されたりする可能性が高くなります。

ダブル不倫

ダブル不倫の場合、請求関係が複雑になりやすいです。双方が既婚者であり、お互いに不貞行為を行っているため、どちらにも責任があるとみなされるケースが多いためです。

そのため一方が慰謝料を請求しても、相手側からも同様に慰謝料の請求がなされる可能性があり、結果としてお互いの請求が相殺されてしまうでしょう。

双方の不貞行為が認められる場合、裁判では「双方に等しい責任がある」と判断されることが多く、慰謝料の額は通常よりも低く設定されるか、あるいは請求そのものが棄却されることさえあります。

1~2回の不貞行為

1回だけの風俗利用や浮気といったケースでは、慰謝料の減額が検討されやすい傾向にあります。

裁判所では、慰謝料の算定にあたり、夫婦関係の状況や不貞行為の頻度・期間を考慮します。

たった1回の不貞行為があったとしても、その行為自体が夫婦関係に及ぼす影響が軽微であると判断されて、慰謝料請求は認められることがあっても、その金額は大幅に減額されるでしょう。

しかし、一回限りの不貞行為であっても、重大な影響を及ぼした場合には、例外として慰謝料が高額になる可能性があります。

たとえば、不貞行為の結果に妊娠した場合や、浮気相手から性感染症(STD)に感染した場合です。

すでに婚姻関係が破綻している

不倫が発覚する前に、夫婦関係がすでに破綻していると判断されるケースでは、慰謝料請求が難しくなる可能性があります。

慰謝料の前提条件として、不倫行為が原因で婚姻関係が破綻したことが必要とされているためです。

したがって、夫婦関係がすでに破綻していた場合には、不倫がその破綻に直接的な影響を与えていないと見なされることが多く、慰謝料の請求が認められないことがあります。

不倫が婚姻関係を崩壊させた直接の原因ではなく、すでに破綻していた夫婦関係に後から発生した事象と見なされた場合、慰謝料請求が困難になるのです。

別居している

浮気が発覚する前から長期間別居していた場合、慰謝料請求が難しくなるケースがあります。

別居期間が長いほど、法的には婚姻関係がすでに実質的に破綻していたと見なされやすくなるためです。

別居が続くことで、夫婦関係の正常な維持が困難であったことが推測され、浮気が婚姻関係に与える影響が軽減されると判断されます。

たとえば、別居が1年以上にわたり続いていた場合、裁判所は「夫婦としての生活が実質的に終わっていた」と判断することが多いです。

そのため、浮気が発生しても、それが夫婦関係に直接的な打撃を与えたとは見なされず、慰謝料請求が成立しにくくなるのです。

家庭内別居状態

「家庭内別居」とは、同じ家に住んでいても、夫婦としての実態がない、つまり夫婦間のコミュニケーションや共同生活が断絶している状態です。

たとえ同居していても、夫婦関係が形だけのものになっている場合、不貞行為があったとしても、慰謝料の額が減額される可能性が高まります。

すでに夫婦関係が破綻している場合、不貞行為が婚姻関係に与える影響が小さいと見なされるためです。

長期間にわたり会話がなく、別々の部屋で生活し、食事や家事なども完全に分離されている場合は、家庭内別居の典型的な例です。

慰謝料を取りたい時の注意点

慰謝料を取りたい時の注意点

確実な結果を得るには、慰謝料を受け取るまで気を抜かないことが大切です。慰謝料請求には時間がかかることが多く、途中でミスるとそれまでの努力が水の泡になってしまいます。

また、感情的になりすぎず、冷静に対応することが大切です。

法的な手続きを正しく踏むことで、より確実に慰謝料を受け取れるでしょう。

離婚そのものに対しての慰謝料は取れない可能性が高い

「離婚そのもの」に対する慰謝料は認められず、あくまで不貞行為がもたらした精神的苦痛や生活の支障が対象です。

法律において、離婚自体が必ずしも一方に過失があるものではないと考えられているためです。

具体的には、不貞行為が発覚したことにより、夫婦関係が悪化し、最終的に婚姻生活が維持できなくなったことによる精神的な苦痛や、生活環境の変化などが慰謝料の対象です。

さらに、不貞行為によって家庭の維持が難しくなり、最終的に離婚という選択を取らざるを得なくなった場合、その過程で被った苦痛やストレスに対して慰謝料の請求が可能です。

相手の不貞行為を言いふらさない

不貞行為の事実を知った場合でも、それを不特定多数に言いふらすことは避けてください。

不貞行為の事実を知った場合、感情的になり相手を糾弾したい気持ちが湧くことは自然なことです。しかし、SNSやインターネット上で不貞行為の事実を広めることは、法的なリスクを伴います。

また、インターネット上だけでなく、共通の友人や職場、家族などに不特定多数の人へ話を広める行為もリスクがあります。

共通のコミュニティで不貞行為の事実を広めると、相手の社会的地位や評判に悪影響を与え、後に名誉毀損として責任を問われる可能性があるので控えましょう。

相手に支払い能力がない時の対処法

相手に慰謝料を支払う能力がない場合でも、以下のような対処法を取れば、慰謝料を受け取る可能性を高められます。

  • 分割払い
  • 保証人を付ける

分割払いは相手の経済状況に応じて、現実的な支払い額を設定することで、毎月無理なく慰謝料を支払わせる方法です。

分割払いの合意が文書化されていれば、万が一支払いが滞った際に法的手段を取るための証拠にもなります。

保証人を付けることで、もし相手が支払いを怠った場合でも、保証人が代わりに支払う責任を負うため、慰謝料を取り損ねるリスクを軽減できます。

保証人を立てる際には、相手と保証人の合意を文書でしっかりと確認しておくことが大切です。

給与差し押さえなどの法的手段も可能ですが、差し押さえには裁判所の判決が必要なためハードルの高い方法です。

浮気の慰謝料の相場

浮気の慰謝料の相場

浮気の慰謝料には明確な基準はありませんが、一般的な相場は50万円~300万円程度です。

ただし、あくまで目安であり、実際の金額は個々のケースによって大きく異なります。

以下の条件を総合的に考慮して慰謝料の金額を決定します。

  • 不貞行為の程度
  • 婚姻期間
  • 子供の有無
  • 経済状況

婚姻関係への影響や精神的苦痛の度合いが大きいほど、金額が大きくなります。

金額の決まり方

慰謝料の金額は、主に夫婦関係に与えた影響の程度で決まります。

一般的な相場は以下の通りです。

  • 離婚する場合: およそ200万円~300万円
  • 離婚しない場合: およそ50万円~100万円
  • 全体的な相場: 数十万円~300万円程度

ただし、金額はあくまで目安であり、個々のケースの状況を総合的に考慮して決められます。

たとえば、不貞行為の期間が長い場合や、複数の相手がいた場合などは、金額が高くなる傾向があります。

増額するケース

慰謝料が増額されるケースとしては、以下のような状況が考えられます。

  • 不貞行為の期間が長い
  • 複数の相手がいた
  • 子供がいる家庭での不貞行為
  • 経済的損失を伴う不貞行為(例:浮気相手への高額な贈り物)
  • 社会的地位や名誉を著しく損なう不貞行為

上記の場合、被害者の精神的苦痛や生活への影響がより大きいと判断され、慰謝料の金額が高くなる傾向があります。

減額するケース

一方、慰謝料が減額されるケースもあります。

  • 別居・離婚に至っていない場合
  • 不貞行為の回数が少ない場合
  • 婚姻関係がすでに破綻していた場合
  • 被害者側にも不貞行為がある場合(いわゆるダブル不倫)
  • 被害者が早期に許している場合

上記の場合、不貞行為による精神的苦痛が比較的少ないと判断され、慰謝料の金額が低くなる可能性があります。

慰謝料請求の手順

慰謝料請求の手順

ここでは、慰謝料請求の手順3ステップを解説します。

直接話し合ったり書面を送ったりする場合も、最初から弁護士を入れるのがオススメです。

弁護士が介入することで、感情的になりがちな交渉を冷静に進められ、より有利な条件を引き出せる可能性が高まります。

三者で話し合い

慰謝料請求の交渉を行う際、被害者と加害者、浮気相手の三者で話し合いを行うことがあります。直接話し合う場合、対面する場所に気を付けましょう。

個室や自宅では、脅しやパニックが起こる可能性があります。

そのため、法律事務所や喫茶店を利用するのが賢明です。

また、弁護士や第三者の立ち会いがあると、より公平で冷静な話し合いが可能になります。

示談書・公正証書の作成

話し合いの結果、合意に至った場合は、その内容を書面にまとめます。これが示談書です。

示談書は、当事者間の約束を明確にし、後々のトラブルを防ぐ重要な文書です。

さらに、公証役場で公正証書を作成すると、法的な拘束力が強まります。

公正証書があれば、相手が支払いを拒否した場合でも、裁判所を通じて強制執行することが可能になります。

内容証明で送付

郵便物を送る際には、全て内容証明郵便を利用することがオススメです。

内容証明郵便は、「いつ」「誰に」「どのような内容の文書」を送付したのかを公的に証明できるため、信頼性が高い送付方法です。

内容証明郵便を使うことで、万が一相手側が「その通知を受け取っていない」などの主張をした場合でも、確実に送付した事実を証明できます。

慰謝料の請求で相手が支払いを拒否した場合や、支払いを忘れてしまった場合でも、送付した内容やその日付が明確に記録されていることで、交渉の進展において有利な証拠となります。

話がつかない場合は調停

話し合いが成立しない場合は、次のステップとして調停に移行することが一般的です。

調停では、裁判官1名と2名の調停委員が関与し、双方の立場を理解しつつ、適切な解決策を探ります。

調停は、裁判所で行われる正式な協議の場で、当事者双方の意見を調整することを目的としています。

調停は裁判とは異なり、柔軟な解決が期待できる点が魅力です。

裁判では判決が一方に不利になることが多いですが、調停では当事者同士が納得できる解決策を模索するため、双方が合意に至りやすい傾向があります。

関係を円満に解消する可能性も高まるでしょう。

調停が不成立なら裁判

調停で合意に至らない場合の最終的な手段は裁判です。裁判は、以下のような場合に選択されます。

  • 相手が同意しない場合
  • 相手が調停に出席しない場合
  • 調停で合意に至らなかった場合

法的な手続きが複雑であるため、弁護士のサポートが必要になり、その分の弁護士費用や裁判所にかかる費用も発生します。

さらに、最終的な決定が出るまでに長い時間がかかることも珍しくありません。

そのため、当事者にとっては、精神的・経済的な負担が増大することが予想されます。

とはいえ、裁判は法的な判断を得るための最終手段であり、強制力のある判決が下されるため、相手が従わない場合でも確実に権利を主張することが可能です。

慰謝料を請求するには証拠と交渉がカギ

慰謝料を請求するには証拠と交渉がカギ

慰謝料請求を成功させるためには、適切な証拠の収集と効果的な交渉がカギとなります。

つまり、肉体関係があったと推測できる証拠の質と量が大切です。

また、慰謝料を請求する際には感情的にならず冷静に法的根拠を提示することがポイントです。

証拠が不十分だったり、交渉が適切に行われなかったりすると、十分な慰謝料を得られない可能性があるため、慎重に行動しましょう。

確実な証拠を得るには探偵事務所に調査を依頼しよう

裁判において有効な証拠を入手するには、信頼できる探偵事務所に調査を依頼することがオススメです。

特に、慰謝料請求や不貞行為の証拠収集においては、探偵事務所の専門的な技術や経験が欠かせません。

探偵事務所は、写真や動画、音声データなどの具体的かつ合法的な証拠を収集するプロフェッショナルです。

こうした証拠は、裁判において決定的な役割を果たし、依頼者の主張を裏付ける強力な材料となります。

裁判で有効とされる証拠を得るためには、合法的な手段で収集されたものでなければなりません。

その点で探偵事務所の存在が大きな助けになります。

慰謝料の交渉を進めるなら弁護士を入れよう

慰謝料の交渉を進める際は、弁護士に依頼することをおすすめします。弁護士に依頼することで一定の費用は発生しますが、慰謝料を増額できれば、トータルで考えると得になる可能性が高いです。

弁護士が介入することで、法的に妥当な金額の提示が可能となり、相手方との交渉がスムーズに進むでしょう。

さらに、慰謝料の請求においては、感情的な対立が避けられないことが多く、当事者同士での交渉は冷静さを欠いてしまいがちです。弁護士が代理人として介入することで、感情に左右されることなく、冷静かつ論理的な交渉が可能となります。

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参照:安心探偵.COM

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探偵が合法的かつ精度の高い証拠を集め、その後に弁護士がその証拠を基に適切な交渉や法的措置を取ることで、慰謝料請求の成功率が高まります。

弁護士が最初から関与しているため、証拠の有効性や裁判での利用可能性を確保した上で調査が進められるのも大きなメリットです。

料金の透明性や証拠集めのスキルに定評がある、優良と認定された探偵事務所のみを厳選しているので、不安なく調査をお任せできます。

慰謝料の増額を目指しながら、交渉がこじれることなく早期解決が期待できるでしょう。

まとめ 不倫の慰謝料は自分で解決するより探偵事務所と弁護士にお任せするのがオススメ

まとめ 不倫の慰謝料は自分で解決するより探偵事務所と弁護士にお任せするのがオススメ

不倫の慰謝料問題を解決する際は、専門家のサポートを受けることがオススメです。

探偵事務所と弁護士に依頼することで、以下のようなメリットがあります。

  • 冷静かつ客観的な立場からの交渉が可能
  • 当事者間の直接のやり取りを避けられ、心理的負担が軽減
  • 弁護士による適切な対応による早期解決
  • こじれにくい交渉進行

つまり、一人で戦うよりもより有利な条件での解決を目指せるのです。

慰謝料請求は複雑で感情的になりやすい問題ですが、専門家の力を借りることで、冷静かつ効果的に問題を解決できるでしょう。

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