「パートナーが浮気をしているので調査しようと考えている」そのような悩みを持つ人はいるのではないでしょうか。
その際に、「自身や依頼した探偵が対象のLINEにログインしてトーク履歴を見れるか」気になる人もいるはずです。
この記事では、法的に探偵や自身で対象のLINEを見れるかどうか、さらに、探偵がLINEの復元をすることは可能なのかについて解説します。
記事の最後に、LINE以外のSNSを活用して浮気調査を行う方法も解説しているので、そちらも参考にしてください。
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探偵は法的にLINEを見れるのか
結論、探偵は依頼を受けたとしても他人のLINEを見ることは違法になります。
そのため、他人のLINEを見ることはあってはならないことです。
そもそも探偵業者はLINEの調査は行わない
探偵業者は、依頼を受けたとしてもLINEの調査を行うことはありません。
なぜなら、探偵の調査は探偵業法に基づいて行わなければならず、他人のLINEを勝手に見る行為は探偵業法で禁止されているためです。
たとえば、仮に依頼者から依頼を受けたとしても探偵は、いかなる場合でも他人のLINEを見ることはありません。
そのため、探偵業者は依頼を受けたとしてもLINEの調査は行うことはないので、注意しましょう。
もし探偵業法に違反した場合には、営業停止命令又は営業廃止命令 1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の罰則を受けることになります。
探偵業者はLINEの復元も行わない
探偵業者は、LINEの復元も行うことはありません。
なぜなら、探偵業法違反となるのでLINE調査をそもそも行わないためです。
また、他人のLINEに無断でログインすることは、不正アクセス禁止法に違反します。
たとえば、探偵業者がLINE解析調査の名目で依頼を受けて調査を進めた場合でも違反です。
このように、探偵業者は探偵業法や不正アクセス禁止法での縛りがあるため、他人のLINEを見ることも復元することもできません。
他人のSNSにログイン、ハッキングすることは、すべて違法
探偵は、他人のLINEのみならずInstagramやFacebookなど他人のSNSも無断でログインして見ることはできません。
他人のSNSを無断でアクセスして見る行為も不正アクセス禁止法で禁じられているからです。
しかし、他人のSNSを見る行為すべてが禁止されている訳ではありません。
たとえば、ログインなしに確認ができる投稿されている写真やタイムラインを見ることは合法です。
このように、他人のSNSに無断でログインをして情報を見る行為は不正アクセス禁止法に違反します。
自分自身で対象のLINEを見ることは違法なのか
自分自身で対象のLINEを見る行為は、おすすめできません。
なぜなら、プライバシーの侵害に該当する可能性が高く、その後の夫婦関係が悪化する恐れがあるためです。
たとえば、自分自身でログインなしに見れるタイムラインの投稿などは、無断で見ても法的に問題ありません。
しかし、パートナーに無断でLINEにログインしてトーク履歴なども見る行為は絶対に辞めておくべきでしょう。
LINEでのやり取りの履歴は浮気の有効な証拠となるのか
結論、LINEでのやり取りの履歴は、浮気の有効な証拠としては不十分となるケースが多いです。
以下では、LINEでのやり取りの履歴が浮気の有効な証拠になりにくい理由や浮気の有効な証拠となるケースについて解説します。
LINEでのやり取りの履歴は浮気の有効な証拠とはならない
LINEでのやり取りの履歴が浮気の有効な証拠とならない理由は、慰謝料や離婚の目的の裁判で裁判所に浮気の証拠として認めてもらうには弱いためです。
LINEの履歴を見ても文字だけのやり取りとなるので、証拠としては認めにくいのでしょう。
確実に浮気の証拠を立証するには、対象が実際に浮気をしていることを言い逃れできない写真を突きつけることが大事です。
浮気の有効な証拠となるケースとは
浮気の有効な証拠となるケースは、下記の3つです。
- パートナーと浮気相手がどちらかの自宅に出入りしている写真や動画
- パートナーと浮気相手がラブホテルに出入りしている写真や動画
- パートナーと浮気相手が性交渉をしている写真や動画
上記3つのうち、いずれかの証拠を1つでも出すことができれば、裁判での慰謝料請求や離婚でも証拠として認められやすいでしょう。
なぜなら、ここまでの証拠を出されるとパートナーも言い逃れができないためです。
このように、浮気の有効な証拠にはパートナーと浮気相手が実際に性交渉をしていることを匂わせる、もしくは性交渉している写真が必要になります。
LINEに関するよくある質問
以下では、LINEのことに関する質問をまとめています。
探偵業者に浮気調査を依頼する前に参考にしてもらえれば幸いです。
人のLINEを見るアプリはある?
結論、他人のLINEのやり取りの履歴を自身のスマホで閲覧することができる専用アプリは存在します。
しかし、他人のやり取りの履歴を監視できるアプリは、法的リスクを伴うため、使用すべきではありません。
たとえば、mSpy(エムスパイ)、Cerberus(ケルベロス)、Spyic(スパイイック)などが有名です。これらのアプリは、もともと自分のパソコンとスマホを連動させるために作られたものです。
スマホのLINEメッセージをパソコンに表示したり、パソコンからメッセージを送ったりする機能があります。
しかし、これらのアプリを使用するためには、パートナーのスマホにアプリをインストールする必要があり、無断でインストールすることは法的リスクを伴います。
なぜなら、インストールするにはパートナーのメールアドレスなどを無断で使用してログインする必要があり、不正アクセス禁止法に違反するためです。
さらに、法に違反して集めた証拠は証拠として認められないことと、刑事処分を受ける可能性があることにも注意してください。
このように、他人のLINEのやり取りの履歴を見ることができるアプリを導入することは、法的リスクが生じるので、おすすめできません。
探偵はLINEで個人を特定することは可能?
結論、探偵がLINEで個人を特定できるかは、出来ません。
なぜなら、探偵業者がLINEの調査をして個人を特定しようとする行為は探偵業法に違反するからです。
たとえば、探偵業者は依頼があったとしても他人のLINEに無断でアクセスすることは探偵業法違反となります。
このように、探偵業者はそもそもLINE調査をしないためLINEで個人を特定することが出来ないのです。
まとめ
自分自身で浮気調査を行うことは、法的リスクが付きものなので、優良な探偵事務所に依頼することがおすすめです。
なぜなら、優良な探偵事務所は探偵業法に沿って浮気調査を進めてくれるので、トラブルに巻き込まれにくいためです。
そして、着実に有効な浮気の証拠を入手してくれるので、裁判も有利に進めることができます。
とはいえ、優良な探偵事務所をすぐに見つけることは難しいです。
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具体的な審査基準は、下記の4つになります。
- 探偵業届出証明書を取得しているか
- お見積りの内容の説明を徹底しているか
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