ストーカー対策に効果的なカメラとは?選び方から設置方法まで徹底解説

ストーカー対策に効果的なカメラとは?選び方から設置方法まで徹底解説

近年、ストーカー被害は深刻化しており、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ストーカー対策に有効なカメラの種類や選び方、設置場所、設置方法などを詳しく解説します。

また、カメラ以外のストーカー対策や、探偵事務所の活用についてもご紹介します。

この記事を最後まで読めば、ストーカー対策に必要な知識を網羅的に得ることができ、安心して生活できるようになるための第一歩を踏み出せるはずです。

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目次

ストーカー被害の実態と深刻さ

ストーカー被害の実態と深刻さ

ストーカー行為は、被害者の生活に深刻な影を落とす犯罪です。

精神的なストレスや恐怖を与えるだけでなく、エスカレートして身体的な危害に発展する可能性も秘めています。

2023年の内閣府男女共同参加局によると、ストーカー被害の相談件数は年間19,843件。

例年、2万件前後で推移しています。

参照:男女総合参加局「第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶」

特に、近年はSNSを通じたストーカー行為が増加しており、若年層を中心に被害が広がっているという傾向も見られます。

ストーカー規制法は、加害者に対する警告や接近禁止命令などの法的措置を規定していますが、被害を未然に防ぐためには、早期の対策が重要です。

ストーカー被害の統計データ

警視庁が2024年4月に発表したストーカー事案の概況によると、ストーカー行為の行為者と被害者との関係性は以下の表のとおりです。

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関係令和元年令和2年令和3年令和4年令和5年
交際相手(元を含む)694639540595687
知人関係等114637296134
職場関係14389103114148
面識なし10494102109121
配偶者(元を含む)6966757991
その他129266204208255
不明915668

参照:ストーカー事案の概況|警視庁

割合としては、元交際相手・配偶者・職場関係など、知人の割合が多いことが確認できます。

同報告によると、行為形態はつきまとい、面会・交際等の要求、無言・連続電話などの順で被害が多い状況となっています。

ストーカー被害による影響

ストーカー被害は、精神的な苦痛だけでなく、身体的な被害や社会生活への影響も深刻です。

分類影響
精神的な影響不安・恐怖・不眠・PTSDなど
身体的な被害怪我・病気
社会生活への影響仕事・人間関係・経済状況の悪化

このように、ストーカーは、被害者の心身と社会生活の両方に深刻なダメージを与える可能性があります。

ストーカー被害に遭っている方は、決して一人で抱え込まず、警察や相談機関に相談するなど、早急に対策を講じることが大切です。

ストーカー被害の事例

具体的な被害事例としては、自宅や職場へのつきまとい・待ち伏せ・無言電話・脅迫・誹謗中傷・SNSでの嫌がらせなどがあります。

事例1:自宅周辺での待ち伏せ

ある女性は、帰宅時に自宅周辺でストーカーに待ち伏せされる被害を受けました。

ストーカーは被害者の帰宅時間を把握し、毎日のように自宅近くで待ち伏せを行っていました。

このような行為は、被害者に大きな精神的負担を与え、日常生活に支障をきたすことになります。

参照:宮城県警察「ストーカー規制法の事例」

事例2:職場へのつきまとい

被害者が職場に向かう途中でストーカーに付きまとわれる被害が報告されています。

ストーカーは被害者に何度も一方的に手紙を送ったり、職場に侵入したりしていました。

この事例では、会社の受付で被害者の親族であると嘘をついて職場に侵入したことも報告されています。

参照: 琉球新報

早期対策の重要性

ストーカー被害は、早期に対策を講じることで被害を最小限に抑えられる可能性が高まります。

放置すると、ストーカー行為がエスカレートし、取り返しのつかない事態に発展する可能性もあります。

具体的にどのようなタイミングで対策を取るべきかについては一概にはいえません。

一般的には「ストーカー被害に遭っているかもしれない」と少しでも恐怖や不安を感じたら、できるだけ早く行動を起こすようにしましょう。

一人で悩まずに、警察や専門の相談機関に相談することが重要です。

ストーカー対策に有効なカメラの種類

カメラは、ストーカーの行動を監視し、証拠を記録することで、警察への通報やストーカー規制法の活用に役立ちます。

また、カメラの存在自体がストーカーに対する抑止力となり、被害を未然に防ぐ効果も期待できます。

ストーカー対策に有効なカメラの種類は、大きく分けて以下の3つです。

各カメラの特徴

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カメラの種類特徴メリットデメリット費用相場
ネットワークカメラインターネット回線に接続して映像を監視・遠隔地から監視可能
・録画機能が充実
・設置費用が高い
・インターネット回線が必要
2万円~10万円
ワイヤレスカメラ無線で映像を伝送・配線工事が不要
・設置場所を選ばない
・電波干渉の可能性
・通信距離に制限
1万円~5万円
ドミーカメラ本物のカメラに似せたダミー・低価格
・設置が簡単
・録画機能がない
・ストーカーに気づかれる可能性
1,000円~5,000円

ネットワークカメラ

ネットワークカメラは、遠隔操作が可能な高機能カメラです。

費用の高さがネックになるかもしれませんが、性能の面では最も優れています。

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商品名メーカー価格特徴用途(設置場所)
Ring Floodlight
Cam
Ring約5万円強力なLEDライト、
サイレン、
動体検知、
スマートフォンでリアルタイム映像
屋外
Nest CamGoogle約1.2万円高画質映像、
音声双方向機能、
Googleアシスタント連携
屋内
TP-Link Tapo
C200
TP-Link約3,000円パン・チルト機能、
広範囲カバー、
スマートフォンで遠隔操作
屋内

ワイヤレスカメラ

ワイヤレスカメラは、無線で映像を伝送するカメラです。

設置が簡単で費用も抑えられますが、通信距離に制限があります。

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商品名メーカー価格特徴用途(設置場所)
Arlo Pro 4Arlo約3万円ワイヤレス設置、
耐候性、
夜間カラー映像撮影可能な赤外線機能
屋外
Wyze Cam v3Wyze約4,000円手頃な価格、
カラー夜間撮影、
音声双方向機能
屋内・屋外

ドミーカメラ

ドミーカメラは、本物のカメラに似せたダミーのカメラです。

録画効果がないため、期待できるのは抑止力の効果のみです。

ストーカー対策カメラの選び方

ストーカー対策カメラの選び方

ストーカー対策に効果的なカメラを選ぶには、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 画質
  • 録画機能
  • センサー
  • ネットワーク接続
  • 設置場所
  • 価格

画質

ストーカーの顔をはっきりと捉えられる高画質のカメラを選びましょう。

最低でも解像度1080p以上のカメラがおすすめです。

フレームレートは30fps以上のカメラが望ましいでしょう。

フレームレートの数値は、映像のなめらかさに関連します。

さらに、玄関や駐車場に取り付ける際には、広角レンズを選ぶことも重要です。

広角レンズであれば、広い範囲を録画できます。

録画機能

証拠を残すために、録画機能は必須です。

録画方式には、常時録画・動体検知録画・タイムラプス録画などがあります。

録画方式説明メリットデメリット
常時録画常に録画を続ける方式すべての出来事を記録できる保存容量が大きくなる、確認に時間がかかる
動体検知録画人や物が動いたときだけ録画する方式保存容量を節約できる、必要な部分だけを確認できる動体が検知されない場合は録画されない
タイムラプス録画一定間隔で画像を撮影し、それを繋げて動画にする方式長時間の録画を少ない容量で保存できる細かい動きは捉えられない

保存容量は大きいほど良いですが、クラウド保存を利用することで容量の心配を軽減できます。

センサー

人感センサーや動体検知センサーは、ストーカーを感知して自動で録画を開始する機能です。

ストーカーが接近した際の瞬間を捉えられるだけでなく、いつ、どのように接近してどのような行動を取ったのかを記録として残したいときに役立ちます。

また、暗視機能もストーカー対策には欠かせません。

暗視機能は夜間の監視に有効で、広角レンズは広範囲をカバーできます。

これらを効果的に活用することで、昼夜を問わず、ストーカーの行動を監視できます。

ネットワーク接続

スマートフォンやパソコンで映像を確認できるネットワーク接続機能は便利です。

Wi-Fi接続が一般的ですが、Bluetoothや有線LANも選択肢に入ります。

ネットワーク接続をすることで、自宅の外にいるときにもリアルタイムで家の周りの状況を確認できます。

もし、ストーカーを発見したら、警察に通報したり、家族や友人に連絡して助けを求めたりすることが可能です。

設置場所

設置場所に合わせてカメラの種類を選ぶことが重要です。

  • 屋外用:防水・耐衝撃性が求められる。雨や風などの天候に左右されずに使用できるものが望ましい
  • 屋内用:コンパクトで設置が簡単なものが望ましい。インテリアになじむデザインも考慮する

形状やサイズなども商品によって大きく異なるため、実際に設置した状況をイメージして検討するとよいでしょう。

価格

予算に合わせてカメラを選びましょう。

機能・性能・メーカーによって価格が異なります。

必要な機能を優先し、コストパフォーマンスのよい製品を選ぶことが大切です。

効果的なストーカー対策カメラの設置場所と設置方法

効果的なストーカー対策カメラの設置場所と設置方法

カメラを設置する際は、ストーカーが侵入しやすい場所や死角になりやすい場所を考慮することが重要です。

主な設置場所と設置方法、注意点をご紹介します。

玄関

玄関はストーカーが最初に訪れる可能性が高い場所です。

来訪者をはっきりと確認できる位置にカメラを設置しましょう。

ドアホン型カメラやインターホン横に設置することで、訪問者の顔をしっかりと捉えることができます。

玄関に取り付けるカメラとして推奨される特徴

高解像度・広角レンズ・双方向音声機能・夜間撮影機能

ベランダ

ベランダはストーカーが侵入を試みる可能性のある場所です。

ベランダ全体を見渡せる位置にカメラを設置することで、侵入を未然に防ぐことができます。

設置方法としては、天井や壁面に取り付けるのが一般的です。

ベランダに取り付けるカメラとして推奨される特徴

耐候性(防水・防塵)・動体検知・広角レンズ・暗視機能

窓からの侵入を防ぐために、窓枠や窓際にカメラを設置しましょう。

窓用のカメラは、窓枠にネジ止めしたり、両面テープで固定するなどにより手軽に設置できるものが望ましいでしょう。

窓に取り付けるカメラとして推奨される特徴

コンパクトサイズ・高解像度・動体検知・簡単設置(ネジ止めや両面テープで設置可能など)

駐車場

駐車場に監視カメラを取り付けることで、車へのいたずらや盗難の対策が可能です。

車全体を見渡せる位置にカメラを設置することで、駐車場内の安全を確保できます。

設置方法としては、駐車場の天井や壁面に取り付けるのが効果的です。

駐車場に取り付けるカメラとして推奨される特徴

広角レンズ・高解像度・耐候性・夜間撮影機能

その他死角になりやすい場所

家の周囲や裏口、通路などは死角になりやすく、ストーカーが侵入しやすい場所です。

複数のカメラを設置して死角をなくすことが重要です。

設置場所に合わせて柔軟に対応し、死角を最小限に抑えるようにしましょう。

ストーカー対策カメラ以外の確認ポイント

ストーカー対策カメラ以外の確認ポイント

ストーカー対策は、カメラの設置だけでなく、多角的な対策を講じることが重要です。

警察への相談

ストーカー被害に遭った場合、まずは警察の相談窓口に連絡しましょう

警察は被害者の安全を守るために、警告や接近禁止命令を出すことができます。

被害状況を詳しく説明し、適切なアドバイスを受けることで、ストーカーに対して被害が拡大する前に、迅速に対処できます。

ストーカー対策の相談は、警察相談専用電話「#9110」へダイヤルするか、最寄りの警察署の生活安全課に相談しましょう。

参照:政府広報オンライン警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ

防犯グッズの活用

防犯ブザー防犯スプレードアチェーンなどの防犯グッズは、ストーカーから身を守るための有効な手段です。

防犯ブザーは大音量で周囲に危険を知らせ、防犯スプレーは一時的に相手の視界を奪うことができます。

ドアチェーンは玄関の安全性を高めます。

カメラだけでなく、これらの防犯グッズを合わせて活用しましょう。

セキュリティ会社への依頼

専門的な知識と技術、そして豊富な経験を持つセキュリティ会社に依頼することで、個人では難しい高度なセキュリティ対策を講じることが可能になります。

セキュリティ会社だからこそ対応可能な内容は以下のとおりです。

  • カメラの設置場所の最適化
  • 24時間365日の監視体制
  • 警報システムとの連携

セキュリティ会社のサービス内容によっては、カメラが異変を感知した際にスタッフが駆けつけたり、警報を発したりするなどのサポートに対応しています。

結果的に、被害を未然に防ぐこと、最小限に抑えることにつながるでしょう。

探偵事務所の活用

ストーカー対策に悩んでいる方は、探偵事務所の活用も検討してみましょう。

探偵事務所は、ストーカー調査・証拠収集・身辺警護など、カメラだけでは対策できないさまざまなストーカー対策を提供しています。

ストーカー調査

探偵事務所は、ストーカーの特定や行動調査を行うことができます。

調査方法は、尾行や張り込み、聞き込みなどです。

費用は調査の内容や期間によって異なりますが、プロの調査員がストーカーの身元や行動パターンを調査し、被害者に必要な情報を提供します。

証拠収集

ストーカー行為の証拠収集は、法的措置を取る際に非常に重要です。

探偵事務所は、写真や動画、証言などの証拠を収集し、被害者が警察や裁判所に提出できる形で提供します。

身辺警護

専門家による身辺警護は、ストーカーからの直接的な危害を防ぐために有効です。

探偵事務所やセキュリティ会社が提供する24時間体制の警護サービスにより、安全を確保することができます。

相談窓口

探偵事務所には、ストーカー被害の相談窓口が設けられていることが多く、専門家によるアドバイスやカウンセリングを受けることができます。

すでに精神的な被害を受けて日常生活に支障を来している方や、強い不安を感じている方は、探偵事務所の相談窓口の利用を検討するのもよいでしょう。

ストーカー対策カメラだけでは不安な方へ…原一探偵事務所、株式会社クロルの紹介

ストーカー対策カメラだけでは不安な方へ…原一探偵事務所、株式会社クロルの紹介

ここでは、ストーカー対策に力を入れている探偵事務所を2社ご紹介します。

プロの調査力と豊富な経験で、ストーカーの恐怖から解放し、安心を取り戻したい方におすすめの探偵事務所は、原一探偵事務所と株式会社クロルです。

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名称原一探偵事務所株式会社クロル
特徴・強み全国に拠点を持ち、豊富な実績と高い調査力を誇る。長年の経験に基づく信頼性。最新技術を駆使した調査が得意。迅速な対応と高い技術力。
料金調査内容に応じて異なるが、初回相談は無料。明確な料金体系で、顧客のニーズに応じたプランを提案。
対応範囲証拠収集、身辺警護、ストーカー調査など幅広いサービスを提供。ストーカー対策に特化した証拠収集、行動調査。
相談窓口初回相談無料。全国対応の相談窓口を設置。専門家によるアドバイスを提供する相談窓口を設置。

原一探偵事務所

原一探偵事務所のTOP画像 ストーカー

参照:原一探偵事務所

原一探偵事務所は、全国に拠点を持ち、豊富な実績を誇る探偵事務所です。

ストーカー調査や証拠収集、身辺警護など幅広いサービスを提供しています。

料金は調査内容に応じて異なりますが、初回相談は無料で行っています。

長年の経験に基づく高い調査力と信頼性が強みです。

株式会社クロル

総合探偵社クロルのTOP画像

参照:総合探偵社クロル

株式会社クロルは、最新の技術を駆使した調査を得意とする探偵事務所です。

ストーカー対策に特化したサービスを提供しており、証拠収集や行動調査において高い評価を得ています。

料金体系は明確で、顧客のニーズに応じたプランを提案しています。

迅速な対応と高い技術力が強みです。

まとめ

この記事では、ストーカー対策に有効なカメラの種類や選び方、設置場所、設置方法などについて詳しく解説しました。

また、カメラ以外のストーカー対策や、探偵事務所の活用についてもご紹介しました。

ストーカー被害は、早期に対策を講じることが重要です。

この記事を参考に、自分に合ったストーカー対策を見つけ、安心して生活できる環境を取り戻しましょう。

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