パートナーの浮気が発覚!不貞行為なしでも慰謝料請求できる?

パートナーの浮気が発覚!不貞行為なしでも慰謝料請求できる?

パートナーの浮気が発覚した際に、慰謝料を請求したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

一般的には、パートナーが浮気相手と性的な関係を持っている場合に、慰謝料の請求が可能とされています。

しかし、パートナーが浮気相手と関係を持ったことを否定したり、不貞の証拠が見つからなかったりすることも考えられます。

そのため、「不貞行為がなければ慰謝料は請求できないの…?」と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、不貞行為なしの浮気でも慰謝料請求ができるのかを解説しています。 

どのようなケースであれば慰謝料を請求できるのか知りたい方は、ぜひご覧ください。

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目次

不貞行為なしの浮気とは?慰謝料請求はできる?

不貞行為なしの浮気とは?慰謝料請求はできる?

「不貞行為」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

慰謝料請求では、この「不貞行為」の有無が大きく関わってきます。

ここでは、不貞行為の定義と不貞行為なしでも慰謝料請求が可能かについてご紹介します。

不貞行為とは何を指すか

「不貞行為」とは、「自身の意思に基づき、配偶者(婚約者や内縁の相手も含む)以外の相手と肉体関係を持つこと」を指します。

つまり、「不貞行為なしの浮気」は、「相手と肉体関係を持たずに浮気をすること」という意味です。

不貞行為なしの浮気でも慰謝料は請求できるのか

一般的に、不貞行為を伴う浮気の場合に、慰謝料請求が可能であるとされています。

しかし、不貞行為なしの浮気でも慰謝料請求は可能です。

パートナーが他の相手と親密な関係を持つことで、婚姻生活の平穏を害され、自身が精神的苦痛を受けたとされる場合には、慰謝料請求が認められる可能性があります。

ただし、慰謝料請求を行うには、浮気による精神的苦痛を証明する証拠が必要なため、注意しましょう。

不貞行為なしの浮気でも慰謝料請求ができるケース

不貞行為なしの浮気でも慰謝料請求ができるケース

ここでは、不貞行為なしの浮気でも慰謝料請求ができるケースをご紹介します。

ご自身のケースに当てはまっているか確認してみてください。

密会を繰り返している場合

密会が行われている場合、その頻度が重要です。

密会が数回程度だった場合は浮気未遂と捉えられ、慰謝料が請求できないケースが多いです。

しかし、密会が何度も繰り返されている場合は浮気と見なされやすく、慰謝料が請求できる可能性が上がります。

また、密会の相手がパートナーと過去に性的関係を持っていた人であったり、密会の場所や時間帯が不適切な関係を連想させたりする場合は、慰謝料請求がより認められやすくなります。

2人でホテルに行っている場合

一般的に、浮気相手と2人でホテルに入ることは、不貞行為を連想させます。

そのため、2人でホテルに滞在したという証拠があれば、実際に肉体関係があったかどうかにかかわらず、不貞行為として扱われやすいです。

慰謝料請求の際にも証拠として使用できるため、ホテルの領収書などの証拠があれば用意しておきましょう。

キスやハグなどの身体的接触がある場合

基本的に、キスやハグ、腰に手を回すなどの身体的接触は不貞行為には含まれません。

しかし、このような身体的接触は、浮気を連想させる行為となり得ます。

そのため、身体的接触が繰り返されたり、それにより精神的苦痛を受けたと認められたりすれば、慰謝料が請求できる可能性があります。

親密にメッセージのやりとりをしている場合

パートナーが浮気相手と親密にメッセージのやりとりをしている場合、慰謝料が請求できることがあります。

特に「ホテル」「一緒に寝よう」など肉体関係を連想させる言葉や、「愛してる」「大好き」など愛情を現す言葉を高頻度で送り合っている場合は、慰謝料請求が認められやすくなります。

不貞行為なしの浮気に対する慰謝料の相場

不貞行為なしの浮気に対する慰謝料の相場

一般的に、不貞行為ありの浮気の場合は、慰謝料は50300万円程度であるとされています。

一方で、不貞行為なしの浮気の場合、慰謝料は数十万円程度に収まることが多いです。

また、以下のようなケースでは、慰謝料が増額される可能性もあります。

  • 長期間にわたって浮気が行われていた場合
  • パートナーや浮気相手が浮気の事実を認めようとしない場合
  • パートナーとの婚姻関係が長く続いている場合
  • 浮気により、パートナーとの関係が破綻した場合
  • パートナーや浮気相手の収入が多い場合

不貞行為なしの浮気に対して慰謝料を請求するときのポイント

不貞行為なしの浮気に対して慰謝料を請求するときのポイント

ここでは、不貞行為なしの浮気に対して慰謝料を請求するときのポイントをご紹介します。

証拠を用意する

不貞行為なしの浮気に対して慰謝料を請求する場合、浮気によって精神的苦痛を受けたことを証明する必要があります。

その証明のためには、次のような浮気の証拠を用意するとよいでしょう。

  • 浮気相手とのメッセージのやりとりを記録したデータ
  • 浮気相手が写っている写真や動画
  • 浮気現場を目撃した第三者(友人や親族など)の証言
  • 浮気現場を収めた写真や動画
  • プレゼント代やホテル代などが記載された領収書やクレジットカードの明細
  • パートナーが浮気を白状したときの音声

浮気相手と示談を行う

浮気相手に慰謝料を請求する場合は、なるべく示談を行うようにしましょう。

もし裁判に進むことになると、不貞行為なしの浮気の場合は不利になる傾向にあります。

明確な不貞行為がない場合は、相手に非があると立証することが難しくなるからです。

また、示談を行うことには以下のようなメリットもあるため、裁判ではなく示談で解決を図るのが望ましいといえるでしょう。

  • 裁判と比べて迅速に解決できることが多い
  • 裁判費用がかからないので費用を節約できる
  • 問題を公にせずに解決できる

弁護士への相談も検討する

浮気相手と示談を行うと、話が平行線をたどり交渉がままならない可能性もあります。

そのため、1人で示談を行うことに不安がある方や、スムーズな解決を望む方は、弁護士に依頼することも一つの手です。

弁護士に依頼をすると以下のようなメリットがあります。

  • 弁護士が浮気相手との交渉を代わりに行うため、精神的な負担を減らせる
  • 法的な知識に基づいて示談を有利に進めてくれる
  • 慰謝料の適正金額や今後の対応方法などについてアドバイスを受けられる

メリットに魅力を感じる場合は、ぜひ弁護士への相談を検討してみてください。

不貞行為なしの浮気に対して慰謝料を請求するときに注意すべき点

不貞行為なしの浮気に対して慰謝料を請求するときに注意すべき点

ここでは、不貞行為なしの浮気に対して慰謝料請求するとき注意すべき点をご紹介します。

慰謝料請求には時効がある

慰謝料請求には時効がある点に注意しましょう。

民法では、慰謝料請求の時効は次の2つのタイミングのいずれか早い方が適用されると定められています。

  • 浮気の事実を知ったときから3年間
  • 実際に浮気があったときから20年間

そのため、浮気が発覚した後に長期間行動を起こさないままでいると、慰謝料請求ができなくなることがあります。

浮気に気付いたらすぐに証拠を集めるなど、早めに行動を開始することが重要です。

参照:民法第七百二十四条(不法行為による損害賠償請求権の消滅時効)|e-Gov法令検索

浮気相手の支払い能力が低い可能性もある

浮気相手が経済的に困窮している場合は、慰謝料を支払えない可能性もあります。

そのため、慰謝料を請求する前に、相手の職業や収入などを確認し、支払いが可能か確認することが重要です。

また、収入を確認する際は、給与明細書や源泉徴収票を提示してもらうことで、より正確に経済状況を把握できます。

そのうえで慰謝料の支払いが困難であると判明した場合は、次のように対処するとよいでしょう。

  • 慰謝料の減額を検討する
  • 慰謝料を分割払いにする
  • 親族に立て替えをしてもらうことができるか確認する

不貞行為の有無を調べたいときは探偵への依頼を検討しよう

不貞行為の有無を調べたいときは探偵への依頼を検討しよう

不貞行為の有無は慰謝料の金額にも関わるため、有無をはっきりさせたいという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、1人で不浮気査をすると時間や労力がかかったり、なかなか証拠がつかめなかったりするケースも多いです。

そこで、単独での調査が難しい場合は、探偵に浮気調査を依頼することがおすすめです。

探偵に調査を依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • 探偵の顔はパートナーに知られていないため、パートナーにバレずに調査を行いやすい
  • 代わりに探偵が調査を行ってくれるので、労力がかからない
  • 不貞行為の証拠を入手しやすい(浮気相手とホテルに入った瞬間の写真など)
  • 探偵事務所によっては、慰謝料請求などの法的手続きについてアドバイスをくれるところもある

慰謝料請求のために不貞の証拠が欲しいと考えている方は、ぜひ探偵への依頼を検討してみてください。

浮気調査を依頼したいときにオススメの探偵4選

浮気調査を依頼したいときにオススメの探偵4選

「探偵へ浮気調査を依頼したいけれど、どの探偵にすればいいか決められない…」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここではそのような方に向けて、オススメの探偵を4ご紹介します。

AKI探偵事務所

AKI探偵事務所のTOP画像

参照:AKI探偵事務所

AKI探偵事務所」は、浮気調査に力を入れている探偵事務所です。

明確な料金プランが用意されていることが特徴で、不貞の証拠が取れない場合は調査費用がかかりません。

また、調査機材の定期的なアップデートや調査員の技術向上セッションも行っているため、調査の精度が高いことも強みです。

さらに、メールやお電話での無料相談が可能な他、全国に対応した無料出張相談も行っています。

調査力が高い探偵に依頼をしたいとお考えの方は、ぜひ「AKI探偵事務所」にご相談ください。 

ランチェスター株式会社(あい探偵)

あい探偵のTOP画像

参照:浮気調査専門のあい探偵

「あい探偵」は、浮気調査を専門とする探偵事務所です。

調査の基本料金は1時間あたり2,500円からに設定されており、他社よりも低い料金で調査を依頼することができます。

完全成功報酬型も導入しているため、浮気の証拠が取れなければ調査料金はかかりません。

また、調査終了後は、慰謝料請求の方法やパートナーとの今後の関係などについてアドバイスを行っています。

問題の解決までしっかりサポートしてくれるため、安心して依頼をすることが可能です。

調査費用をおさえつつサポートも受けたい方は、ぜひ「あい探偵」にご相談ください。

総合探偵社AMUSE(アムス)

アムスのTOP画像

参照:株式会社AMUSE

総合探偵社AMUSEは、様々な充実したサポートを提供しています。

料金は「調査員の時間単価×調査時間+諸経費」と明確な設定があり、契約後の追加請求はありません。

予定よりも早く調査が終了した場合は、余った時間分の料金が返金される制度もあるため、安心して依頼ができます。

また、全国に9つの支店を展開しているので、お急ぎの場合は即日調査が可能です。

調査中はLINEなどでリアルタイム報告が行われ、依頼者は進捗を随時確認できます。

調査終了後も、夫婦カウンセラーや弁護士によるサポートを行っているため、今後のことで悩んだ際に相談をすることが可能です。

サポートの手厚さを重視している方は、ぜひ「総合探偵社AMUSE」にご相談ください。

総合探偵社クロル

総合探偵社クロルのTOP画像

参照:総合探偵社クロル

総合探偵社クロルは、相談者様に最適な調査プランをオーダーメイドで作成しています。

調査を段階的に行い、状況によって次のステップを決めるため、無駄な費用をおさえることが可能です。

また、すでに他社の見積書をお持ちの方には、ベテランカウンセラーがその内容を診断し、より適切なプランの提案を行っています。

他社のプランが最適であれば、そのまま依頼しても費用は一切発生しませんのでご安心ください。

調査は、業界で15年以上の経験を持つプロの調査員が担当し、豊富な経験に基づいた精度の高い調査を実施します。

調査終了後も、アフターフォローとして専門の相談員が今後の方針についてアドバイスを行っています。

ご自身に最適な料金プランで調査を行いたい方は、ぜひ「総合探偵社クロル」にご相談ください。

不貞行為なしの浮気で慰謝料請求できるのかに関連するよくある質問

不貞行為なしの浮気で慰謝料請求できるのかに関連するよくある質問

ここでは、不貞行為なしの浮気で慰謝料請求できるのかに関連するよくある質問にお答えしています。

LINEだけしている場合も不貞行為として慰謝料請求できる?

パートナーが浮気相手とLINEを行っている場合でも慰謝料請求は可能です。

LINEに性行為を行った際の動画や画像が共有されている場合は、それを不貞の証拠とすることができます。

また、性行為についてやりとりを行っている場合も、それが証拠になるケースがあります。

もしパートナーのLINEからそのような証拠を見つけた場合は、スマホやデジカメで撮影し、証拠を残しておくとよいでしょう。

パートナーが不貞行為なしの浮気をしている場合も離婚できる?

パートナーが不貞行為なしの浮気をしている場合でも離婚を求めることができます。

離婚をするためには、双方の合意が必要です。

離婚を行うかどうかについて話し合いを行ったのち、双方が合意に至れば、協議離婚を行うことができます。

もし話し合いでパートナーから合意を得られなかった場合は、家庭裁判所で調停を行い、双方が合意をすれば調停離婚をすることが可能です。

好きな人ができたことを理由に離婚する場合は不貞行為なしになる?

不貞行為は、パートナー以外の相手と性的な関係を持つことを指します。

そのため、パートナー以外の相手に好意を持つことは、不貞行為には該当しません。

好きな人ができたことを理由にする場合は、話し合いによってパートナーの合意が得られれば協議離婚ができます。

しかし、調停や裁判での離婚申し立てには「好きな人ができた」という理由は不十分です。

この場合に離婚を成立させるためには、実際に別居し、婚姻生活が破綻していることを示す必要があります。

まとめ

不貞行為なしの浮気でも慰謝料を請求することは可能です。

ただし、浮気により精神的苦痛を受けたことを証明する必要がある点には注意しましょう。

また、不貞行為の有無は慰謝料の金額に大きく影響します。

もしパートナーが不貞行為をしているか突き止めたい場合は、探偵への依頼も検討するとよいでしょう。

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