「張り込みしている探偵の車の特徴は?車種を知りたい」
「車を使った張り込み方法はどのようにするの?」
「探偵の張り込みを見破る方法は?探偵から逃げる方法があれば車で試したい。」
探偵から逃れたいとお考えの方は、このような疑問を感じているのではないでしょうか。
張り込みで使う車は、周囲に溶け込めて目立たない車種を選びます。
探偵の車の特徴を把握しておけば、見破ることができるでしょう。
ここでは探偵が張り込みで使う車やその特徴をはじめ、張り込み方法や見破る方法・探偵の車から逃げる方法をご紹介していきます。
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。
探偵が尾行・張り込みに使う車種
探偵が尾行や張り込みに使うのは、周囲に溶け込める車種です。
複数の車種を準備しておき、調査のシーンに合わせて選ぶケースも少なくありません。
たとえば、高級住宅街ならば高級車を利用、日常的な張り込みではありふれた車種を選ぶなどです。
まず、探偵が尾行や張り込みで利用する車種について詳しくみていきましょう。
ミニバン・ワンボックス
引用:トヨタ ハイエース バン | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト
ミニバンやワンボックスカーは探偵の尾行や張り込みに適した車種です。
これらには複数の調査員が乗車でき、必要な撮影機材も積み込むことが可能です。
広い内部空間は、調査員が張り込み中に身を隠しやすく、機材をセットし対象者がいつ現れても撮影できるよう準備を整えることができます。
しかし、これらの車種にはいくつかのデメリットも存在します。
一部のモデルでは燃費が良くない点です。
また、車体が大きいため、他の車種と比較して加速しにくいこともあるでしょう。
尾行においては車両の走行性能が重要で、対象車両から距離をとられないようにする必要があります。
総合的に見ると、ミニバンやワンボックスカーは探偵の張り込みに最適な車種といえます。
セダン
引用:トヨタ カローラ | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト
セダンも探偵の尾行や張り込みに適しています。
この車種は周囲に溶け込みやすく、その一般的な外見が尾行活動に有利です。
調査員2名と最低限の撮影機材を積むのに十分なスペースがあり、特に必要な時には加速力も備えています。
トヨタカローラなどのセダンは、その人気と販売台数から、他の車両と区別がつきにくく、探偵活動において目立たないことが利点です。
また、多くの人が乗り慣れているため、運転のしやすさもセダンのメリットの一つです。
しかし、セダンの一部は覆面パトカーに使用されることもあるため、尾行対象に警戒されやすいデメリットがあります。
そのため、尾行対象に距離を取られ、見失うリスクが生じることも。
それを除けば、セダンは尾行と張り込みの活動に適した車種といえるでしょう。
コンパクトカー
引用:トヨタ プリウス | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト
コンパクトカーも探偵業務における尾行や張り込みに広く使用される車種です。
その人気と普及率の高さにより、コンパクトカーは都市部や郊外で目立たず、対象者に気づかれにくい大きな利点を持っています。
その一般的な外見は、探偵が周囲に溶け込み、調査するのに理想的です。
また、この車種は2名の調査員と必要最低限の機材を収容できるだけのスペースを提供しつつ、小回りが利く特性を有しています。
この小回りの良さは、狭い道路や都市部の複雑な交通状況の中での尾行において特に重宝されます。
コンパクトカーは、軽ワンボックスカーなどの軽自動車に見られるような走行性能の制限が少ないため、追跡における柔軟性が高まるでしょう。
一方、コンパクトカーのスペースはミニバンやセダンに比べて限られている点がデメリットといえます。
特に、長時間の張り込みには、より広い内部スペースを提供するワンボックスカーの方が適しています。
しかし、尾行に関しては、コンパクトカーの運転しやすさや目立たない特性が大きなアドバンテージでしょう。
タクシーやレンタカーを使うことも
探偵は、タクシーやレンタカーを使うこともあります。
対象者が徒歩での尾行からタクシーに切り替えるケースがあるため、同じようにタクシーを拾い、尾行しなければいけません。
調査車両が探偵の動きを把握していれば、事務所の車両で尾行するケースもあります。
レンタカーを使うシーンは、たとえば出張調査です。
長距離による調査員の車での事故などを考慮して、現地でレンタカーを借りて調査します。
また、対象者にナンバーを覚えられるリスクを意識して、あえてレンタカーで尾行や張り込みするケースもあるでしょう。
事務所が所有する車だけでなく、探偵は公共の交通手段やレンタカーを利用して臨機応変に調査するわけです。
探偵が尾行・張り込みに使う車の特徴
尾行は張り込みでは、目立たないことが大原則です。
探偵が尾行や張り込みに使う車の特徴についてみていきます。
尾行と張り込みに使う車のカラー
探偵が尾行と張り込みに使う車のカラーは、地味な色です。
白・黒・シルバーあたりが無難といえるでしょう。
また、周囲への溶け込みやすさとしては、白が選ばれるケースが多い傾向です。
走行している車や乗用車の塗色別保有台数の調査データをみても、白がダントツに多いのです。
なお夜間の調査では、黒の車が闇夜に溶け込みやすいため、メリットと考える探偵もいます。
赤・黄色・青など、色がある車は特徴として覚えやすいため、探偵の尾行や張り込みで使われるケースはほぼないといえるでしょう。
参照:乗用車の塗色別保有台数|一般財団法人自動車検査登録情報協会
探偵の車ナンバー
車ナンバーから、探偵が所有しているのかどうかを割り出すことはできません。
商用車だから黒や緑の事業用ナンバーなのではと、疑問に感じる方もいるでしょう。
そもそもお金のやりとりが発生する貨物やお客様を運ぶ車でなければ、事業用ナンバーは必要ありません。
探偵が張り込みに使う車の特徴は、一般の自動車と同じ白ナンバーです。
なお陸運局で登録事項証明を取得すれば、車検証から車の所有者を確認できます。
ただし、個人情報や不正防止の観点から、取得者の身分証明書の提示と、明確な取得理由を示さなければいけません。
「探偵の車ナンバーを確認したい」などの理由では、見せてもらえない可能性は非常に高いでしょう。
ようするに、本人の許可なく自由に閲覧できるわけではありません。
残念ながら、車ナンバーから探偵かどうか判断するのは、難しい状況です。
探偵が絶対選ばない車の特徴
探偵は尾行や張り込みの際、特定の車種を避ける傾向にあります。
特に選ばれないのは、海外メーカーの高級車・スポーツタイプの車・全面スモーク張りの車です。
これらの車は、その外見や性能の特徴から、探偵業務には不適合とされています。
海外メーカーの高級車は、左ハンドルであることが多く、日本の道路環境において運転しにくいデメリットがあります。
また、高級車はその外観により周囲の注目を集めやすく、探偵が目立たずに行動するための基本原則に反します。
スポーツタイプの車も、同様に目立ちやすい外観を持っています。
探偵業務では、ある程度の馬力が必要な場合もありますが、そのような車種は調査対象者や他の人々に容易に気づかれるため、通常は選択されません。
全面スモーク張りの車は一見、探偵の目立たない行動に適しているように思えますが、実際には逆効果となり、周囲の注目を引いてしまいます。
したがって、探偵はこのような特徴を持つ車を使用することはほとんどありません。
探偵が車で尾行や張り込みする方法
車の特徴と同じく、探偵が車で尾行や張り込みする方法も、周囲に溶け込む一般車両のように装います。
距離をとりすぎてしまっては見失ってしまいますが、むやみに距離を縮めたり、対象車両と同じ動きをしすぎたりするとバレてしまいます。
近くにいても威圧感を与えないことは絶対条件でしょう。
探偵が車で尾行や張り込みする方法についてもみていきましょう。
尾行では車間距離をとる
尾行では、適切な車間距離をとって追跡します。
ケースバイケースですが、通常2台~3台ほどの車間距離を開けて尾行するのが一般的です。
詰めすぎず見失わない距離を保ちながら、探偵は尾行しなければいけません。
見失うことを意識しすぎて、対象車両が進路変更をしたからとすぐに移動してしまうとバレてしまうリスクがあります。
対象者から「同じ動きをしている」と悟られないようにする必要があるでしょう。
基本的に探偵は、対象車両の真後ろにつくことはしません。
自分が運転するときのことを考えると理解しやすいですが、後続車を意識しながら運転します。
このためずっと同じ方向について来る車は覚えやすいため、対象者に顔や車を覚えられてしまうリスクが高まるでしょう。
高速道路などを走行する場合、バックミラーやサイドミラーの死角であれば、探偵の顔や車を覚えられてしまうリスクを防げます。
なお赤信号で見失わないことも意識しなければいけません。
交通ルールを守りながら尾行するテクニックは、探偵でなければ難しいといえるでしょう。
車での張り込みは無人を装う
車での張り込みは、車のエンジンを切って無人であることを装います。
また、対象者に顔を見られないようにするため、探偵は後部座席で待機します。
張り込みに使う車の後部座席には、カーテンやフイルムを付けて外から見えないようにしなければいけません。
バレることを防げることはもちろん、カーテンがあればすきまから撮影しやすくなります。
このため張り込みに使う車にカーテンを設置する探偵事務所は多いでしょう。
また、近隣住民に通報されて張り込み調査が中断しないためにも、無人を装うような工夫が必要なのです。
後部座席に座るのが厳しければ、助手席で誰かを待っているように見せかけます。
なお交通量が多い道路で張り込む場合は、エンジンをかけたまま、あえて運転手を待っているようなそぶりをします。
車を駐車する場合は、アパートなどの駐車場や空地などを利用することになるでしょう。
探偵の張り込み時間
探偵の張り込み時間は、対象者によってまちまちです。
早ければ1時間~2時間ですが、6時間以上張り込み続けることも珍しくないでしょう。
たとえば、対象者が不倫相手とラブホテルへ行った場合、休憩なのか宿泊のどちらなのか、探偵には予想できません。
チェックインからチェックアウトまでの時間は、車の中で張り込みを継続します。
もし不倫相手と密会する時間帯がわかれば、探偵はピンポイントのタイミングで張り込みます。
このため張り込み時間も短くなるでしょう。
もし張り込みから逃れるのであれば、相談者が依頼した調査時間が終了するまで待たなければいけません。
ただし、成功報酬型の料金プランで申し込んでいる場合は、対象者の証拠を押さえられるまで張り込みが続くため、逃れることは難しいでしょう。
長時間の調査におよぶのであれば、探偵は交代で張り込みを継続します。
対象者の動きによって、探偵の張り込み時間は左右されると覚えておきましょう。
参照:探偵が行う張り込みの期間や決め方は? | 福岡探偵事務所【福岡市中央区】
車で尾行された?探偵かどうか見破る方法
ずっと後方に同じ車がいる場合、探偵に尾行されている可能性が高いかもしれません。
自宅や職場前に見慣れない車が停まっているようであれば、張り込みされている恐れがあります。
ここでは車で探偵の尾行や張り込みを見破る方法についてご紹介します。
【尾行】同じ方向に数回曲がる
探偵の尾行を見破る有効な方法の一つとして、同じ方向に数回曲がることが挙げられます。
通常の車では、むやみに同じ方向に複数回曲がることはありません。
そのため、後ろの車がそのような不自然な動きをしてくる場合は、尾行の可能性が非常に高いと疑うべきでしょう。
また、誰も通らない狭い路地に入るまたは、信号無視で急カーブを曲がった際に、後続車が追従してくるケースでも尾行されている可能性が高いのです。
特に、ウインカーを出さずに追従してくる様子は、探偵が先を見失うまいと焦って曲がっている証拠といえます。
このように、少しでも不自然な動きを見せる後続車に注目し、複数回テストすることで、探偵の尾行を見抜くことが可能です。
【尾行】何度か路肩に停車したりコンビニに立ち寄ったりする
探偵かどうかを見破る方法の一つとして、運転中に何度か路肩に停車するか、コンビニに立ち寄る方法があります。
この行動を繰り返すことで、後ろをついてくる車が尾行している探偵であるかを確認できます。
通常、同じ場所で何度も停車したり、同じような行動を繰り返したりすることは不自然です。
このような状況で後ろの車が同じ行動を取る場合、それは偶然というよりも尾行の可能性が高いと考えられます。
実際、何度も同じ方向に向かうような行動は一般的ではありません。
そのため、同様の行動を取る車が存在する場合、それは探偵による尾行である可能性が高まります。
この手法は探偵の尾行を見破るのに非常に効果的です。
特に、繰り返し同じような行動をすることで、尾行している車が自然な振る舞いをしているのか、あるいはあなたの動きに合わせて行動しているのかを判断するのに役立ちます。
【張り込み】見慣れない大衆車が停っていることを確認する
探偵の張り込みを見破る有効な方法として、見慣れない大衆車が一定のタイミングで同じ場所に停まっていることに注目するのもポイントです。
特に、通常の通勤時間帯に合わせて駐車され、ご近所の住人の車ではないことが判明すれば、探偵の張り込み車両である可能性が高くなります。
色が地味な白、黒、グレーなどであることも多く、体を低くして監視しているため車内の人が見えないケースもありますが、車内の様子をしっかりと確認しましょう。
このように、不自然な駐車パターンと車種から探偵の張り込みを見破り、さらに車内の様子を確認することができれば、尾行されている証拠をつかむことができないかもしれません。
【張り込み】車の後部座席に人影を確認してみる
停まっている車の後部座席に、人影があることを確認してみましょう。
探偵は運転席や助手席ではなく、後部座席で張り込みをして無人を装うケースが一般的です。
対象者にじっと見られていてどのような行動をとるのか確認します。
初心者の探偵であれば逃げてしまうかもしれません。
しかし、プロの探偵はあえて動くことはしないでしょう。
後部座席の窓はスモーク張りのため、外から確認することはできません。
また、運転席と後部座席の間に黒いカーテンをしているため、探偵の姿をきちんと確認することは難しいのです。
しかしすきまから見える可能性は高いため、よくチェックしてみましょう。
もしいるようであれば、張り込みをしていることはほぼ確実です。
車で張り込みをしている探偵を見破る方法として、非常に有効です。
探偵の車の張り込み・尾行から逃げる方法
探偵から逃げる方法をいくつかご紹介します。
張り込みから逃げるのは難しいものですが、以下の方法を試してみましょう。
赤信号に変わる瞬間に速度を上げる
探偵の車による尾行から逃れる一つの方法は、赤信号に変わる瞬間に速度を上げることです。
この方法は、信号が変わるタイミングを利用して探偵が足止めされる状況を作り出すものです。
まず、法定速度以下で安全に車を運転し、交差点に近づくときに信号の変化を見計らいます。
信号が赤に変わる直前に速度を上げることで、自分は交差点を抜け、一方で探偵は赤信号で停止せざるを得ないでしょう。
しかし、この方法にはリスクが伴います。
もしタイミングを誤ると、交通違反になるだけでなく、交通事故を引き起こす可能性もあります。
そのため、この方法を試みる際には、極度の注意が必要です。安全運転を第一に考え、無理な運転や法規の違反は避けましょう。
探偵からの逃走を試みる際にも、安全を最優先に考えることが重要です。
路肩駐車をしてUターンする
探偵の車の張り込みや尾行から逃れるもう1つの方法は、路肩に駐車してから急にUターンすることです。
探偵があなたの車を追跡し続けるためには、通常、横を通過して先に進む必要があるという点を利用します。
あなたが路肩に駐車すると、探偵はその先で同様に停車する可能性が高いわけです。
この瞬間を利用して急にUターンし、探偵とは逆方向に逃げることができます。
しかし、交通ルールを遵守し、安全にUターンできる十分なスペースが必要です。
狭い道路や交通の多い場所では、この方法を実施することは困難です。
したがって、この手法は特定の状況下でのみ有効であり、常に実用可能とは限りません。
安全運転と交通ルールを最優先に考え、状況に応じて探偵から逃れる方法を選ぶことが重要です。
車以外の移動手段に変更する
探偵からの車の張り込みや尾行を回避する方法の一つに、移動手段を車以外に変更するというものがあります。
探偵は通常、ターゲットが使用する交通手段に合わせて尾行するのが一般的です。
たとえば、ターゲットが車で移動する場合、探偵も車を使用し、ターゲットが徒歩であれば探偵も徒歩で尾行します。
そのため、急に車から公共交通機関への移動に切り替えることで、探偵を想定外の状況に追い込むことが可能です。
このような急な変更は、特に単独で尾行している探偵には対応が困難です。
ただし、探偵は通常、2名以上で尾行することが一般的です。
そのため、車を運転していない探偵がターゲットを追い続ける可能性もあります。
まとめ
探偵が尾行・張り込みに使う車種から、尾行・張り込みに使う車の特徴などについてご紹介しました。
尾行や張り込みに使う車種は、ミニバンやワンボックス、セダンやコンパクトカーなどが中心です。
目立たない車であることが特徴でしょう。
奇抜な色の車や高級車は確実に目立つため、探偵の調査車両としては不向きです。
また対象者の行動によっては、タクシーやレンタカーも尾行や張り込みで使われます。
この他にも、尾行や張り込みする方法や、探偵を見破る方法、逃げる方法まで解説しました。
車での無茶な運転は危険ですので、探偵から逃げるのであっても交通ルールは守りましょう。