弁護士は浮気調査をどこまでできる?探偵が最適な理由や費用の相場とは

弁護士は浮気調査をどこまでできる?探偵が最適な理由や費用の相場とは-

「弁護士は浮気調査をしてくれるのだろうか」

「探偵と弁護士のどちらに依頼したらよいのだろう」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

弁護士に浮気の証拠を集める権限はなく、できることは法律面のアドバイスなどに限られます。

そのため、浮気調査は探偵に、裁判や慰謝料請求などは弁護士に依頼するのが一般的です。

この記事では、弁護士が浮気調査でできること・できないことに加え、探偵選びで後悔しないための7つのポイントを解説します。

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目次

弁護士は浮気調査をどこまでできる?

弁護士は浮気調査をどこまでできる?

結論からいうと、一般的な弁護士に浮気調査はできません。

弁護士には捜査権がなく、証拠を集められないためです。

弁護士は証拠の有効性の検討や離婚・裁判手続きなど、法律の面から依頼者をサポートします。

弁護士が浮気調査でできること

弁護士が浮気調査で協力できるのは主に以下の5つです。

  • 依頼者の状況のヒアリング
  • 解決策の提示
  • 証拠の有効性の検証
  • 離婚、慰謝料、示談など、法的な問題に対するサポート
  • 浮気相手の名前や住所の取得

弁護士の業務は法律に関する問題のサポートが中心です。

依頼者の相談に乗ったり、浮気の証拠を取得したあとの裁判を担当したりします。

例外的に、以下の2つの条件を満たしている場合に限って浮気相手の名前や住所を取得できます。

  • 弁護士に慰謝料請求などを依頼している
  • 浮気相手の電話番号やメールアドレス、車のナンバーがわかる

この仕組みを弁護士会照会制度といいます。

弁護士会照会は、弁護士が事件を解決する際の情報収集を円滑化するための制度です。

「事件を受託している」ことが前提となるため、慰謝料請求などの依頼がなければ実施できません

(報告の請求)

第二十三条の二 弁護士は、受任している事件について、所属弁護士会に対し、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることを申し出ることができる。申出があつた場合において、当該弁護士会は、その申出が適当でないと認めるときは、これを拒絶することができる。

2 弁護士会は、前項の規定による申出に基き、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる。

引用:弁護士法|e-GOV 法令検索

弁護士が浮気調査でできないこと

一般的な弁護士に以下の調査はできません。

  • 尾行
  • 張り込み
  • メールやSNS履歴の取得
  • 通話記録の取得

弁護士は警察や探偵のような証拠集めはできません。

探偵業を兼業している弁護士なら浮気調査も可能ですが、そのようなケースはまれです。

したがって「弁護士に浮気調査はできない」という認識で問題ありません。

浮気調査は探偵に依頼するのが一般的

浮気調査は探偵に依頼するのが一般的

浮気調査の依頼は弁護士ではなく探偵に行うのが基本です。

弁護士が浮気問題に本格的に関与できるのは不貞行為の証拠がそろってからです。

まずは探偵に証拠を集めてもらい、その証拠をもとに離婚や慰謝料請求の手続きを弁護士と進めていきます

また、探偵事務所のなかには弁護士と提携しているところも多くあります。

探偵から弁護士へ情報がスムーズに引き継がれるうえ、アフターサポートも充実しているためおすすめです。

不貞行為の証拠になるものとは

弁護士に依頼する際に不可欠な「不貞行為の証拠」。

具体的には以下のようなものが該当します。

  • 性行為の写真・動画
  • ラブホテルを複数回利用している写真・動画
  • 浮気を認める音声

肉体関係が確認できないものは不貞行為の証拠として認められません。

手を繋いでいる写真や、SNSでのやりとりは裁判では無効です。

証拠の有効性を判断できなければ弁護士の無料相談へ

「手元にある証拠が不貞行為を証明できるものか判断できない」

そのような場合は弁護士の無料相談を活用しましょう。

不貞行為の証拠がそろっている段階で行われた調査は損害賠償の対象に含まれません。

しかし、知識のない人間が証拠の有効性を判断することは困難です。

証拠が不十分と判断されれば、提携している探偵事務所を紹介されることもあります。

探偵による浮気調査の内容

探偵による浮気調査の内容

探偵は以下のような方法で浮気調査を行います。

  • 尾行
  • 張り込み
  • 聞き込み
  • 撮影

探偵は調査の実効性が高く、訓練を積んでいるためパートナーに気づかれる可能性も低いです。

また、探偵による調査の後には結果をまとめた「調査報告書」が発行されます。

「調査報告書」には以下の内容が記載されており、不貞行為の証拠として裁判で使用できます。

  • パートナーと浮気相手の個人情報(氏名・住所・勤務先など)
  • 調査の目的・期間・実施方法
  • ターゲットがいつ・どこで・誰と・なにをしていたか
  • 調査員の見解

浮気調査の探偵選びで後悔しない7つのポイント

浮気調査の探偵選びで後悔しない7つのポイント

ここからは探偵選びで大切な7つのポイントをご紹介します。

探偵事務所のなかには契約後に多額の追加費用を請求してきたり、違法調査をしたりするケースも存在します。

調査費用が損害賠償額を上回っては本末転倒です。

さらに、違法調査で得られた証拠は裁判で無効となります。

7つのポイントは以下のとおりです。

  • 探偵による浮気調査の費用制度と相場を知る
  • 浮気調査費用の見積もりをとる
  • 浮気調査を依頼する日時をしぼる
  • 相手に請求できる金額を把握する
  • 悪質な探偵事務所を見極める
  • 浮気調査を探偵へ依頼する前後に弁護士に相談する
  • 弁護士と連携している探偵事務所をチェックする

探偵による浮気調査の費用制度と相場を知る

探偵による浮気調査の料金プランは以下の3種類です。


時間制パック制成功報酬制
報酬形態1時間あたり◯円20時間で◯円調査が成功すれば◯円
メリット配偶者が浮気相手と密会する日時が特定できれば費用を抑えられる1時間あたりの料金が時間制よりも安い成果が得られなかった場合に費用が生じない
デメリット長時間になると高額指定した時間よりも短時間で終了した場合、残り時間分の料金は払い損になる成功した場合の報酬が高くなる傾向がある
相場1時間1万円~2万5,000円20時間で35万円~50万円、
30時間で60万円~70万円、
40時間で80万円~90万円
100万円

費用が相場より異常に安い探偵事務所は、契約後に追加料金を上乗せされるなどのリスクがあります。

相場との差が極端に開いている探偵事務所は避けましょう

浮気調査費用の見積もりをとる

各探偵事務所から見積もりをとり、具体的な費用を把握することも大切です。

プランを比較するなかで「費用を抑えるためならここは削ってもいい」「ここだけは譲れない」などが明確になり、今後の方針を決める材料になります。

多くの場合、見積もりは探偵事務所との無料面談で請求できます。

最低でも3は請求しましょう。

浮気調査を依頼する日時をしぼる

パートナーが浮気相手と会う日時をできる限りしぼりましょう。

探偵の調査時間を節約でき、費用をおさえることができます

パートナーと浮気相手が次に会う日付を特定できればベストですが、曜日やざっくりとした時間帯でも十分です。

帰りが遅い日をメモしたり、パートナーの携帯電話やスケジュール帳をチェックしたりして目星をつけるとよいでしょう。

相手に請求できる金額を把握する

損害賠償として請求できる金額を算出し、そこから調査費用を逆算しましょう。

浮気調査の費用や弁護士費用を全額請求できるケースはまれです。

基本的には、調査費用は全額の1割から3弁護士費用は慰謝料+調査費用の1割程度しか請求できません。

また、裁判で「探偵に浮気調査を依頼せずとも不貞行為を立証できた」と判断されると、調査費用の請求自体を認められない可能性が高いです。

具体的には、不貞行為の証拠をすでに入手していたにもかかわらず浮気調査を依頼したケースなどが該当します。

調査費用が100万円以上だと慰謝料でもカバーできないおそれがあるため、弁護士に相談するなどして事前に確認しましょう。

悪質な探偵事務所を見極める

以下に1つでも該当する探偵事務所には依頼しないでください。

  • 費用が相場よりも極端に高い・安い
  • 探偵業届出登録番号を取得していない
  • 行政処分履歴がある
  • 詐欺被害解決実績をうたっている

探偵業届出登録番号は探偵事務所に掲載されている届出証明書から、行政処分履歴は各都道府県警のホームページから確認できます。

また、探偵による詐欺被害の解決は弁護士法第七十二条により禁止されています。

(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)

第七十二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。

引用:弁護士法|e-GOV 法令検索

浮気調査を探偵へ依頼する前後に弁護士に相談する

探偵へ浮気調査を依頼する前後に弁護士に相談することも有効です。

依頼者が気づいていないだけで、不貞行為の立証に必要な証拠がすでにそろっているケースもあります。

探偵へ調査を依頼する前に弁護士に確認しておくことで、無駄な出費を防ぐことができます。

また、探偵が入手した証拠で確実に追求できるかを弁護士に確認してもらうことも可能です。

弁護士から証拠として弱いと判断されれば、追加調査が必要な場合もあります。

弁護士と連携している探偵事務所をチェックする

離婚を視野に入れているなら、弁護士と提携している探偵事務所を選ぶとよいでしょう。

探偵が裁判などで法律事務を取り扱うことは非弁行為という犯罪にあたります。

そのため、慰謝料請求や示談などのサポートを受けたい場合は、探偵事務所とは別に弁護士事務所を探さなければなりません。

参考:弁護士法|e-GOV 法令検索

一方、弁護士と提携している探偵事務所では調査から裁判までサポートを一貫して受けられます。

探偵と弁護士のあいだで情報が共有されているため、引き継ぎもスムーズです。

【弁護士提携】浮気調査におすすめの探偵事務所4選

【弁護士提携】浮気調査におすすめの探偵事務所4選

弁護士と提携している探偵事務所では以下の4社がおすすめです。

  • AKI探偵事務所
  • あい探偵
  • 総合探偵社AMUSE
  • 総合探偵社クロル

いずれも無料相談・無料見積もりに対応しています。

AKI探偵事務所

AKI探偵事務所のTOP画像

参照:AKI探偵事務所

AKI探偵事務所は「適正料金による浮気調査」を掲げています。

料金プランがわかりやすく設計されており、予想外の出費や依頼後のトラブルを防止できる点が魅力です。

弁護士からも調査を依頼されるなど、実績や調査力も申し分ありません。

顧問弁護士がついているため、調査から調停まで充実したサポートを受けられます。

「調査中はご無理を言って大変ご迷惑をおかけしましたが、柔軟に対応していただき感謝しています。
現在、ご紹介いただいた弁護士さんと調停を進めているところです。
またご報告させていただきます。」


引用:AKI探偵事務所|利用者様の声

AKI探偵事務所

あい探偵

あい探偵のTOP画像

参照:浮気調査専門のあい探偵

あい探偵は創業29年で約9万件の相談を受けている実績豊富な探偵事務所です。

「明日への希望」をモットーに、裁判を前提とせず示談での解決を目指しています。

ホームページには20名の弁護士による推奨文が掲載されており、あい探偵の調査力と信頼性を示しています。

相談員だけでなく、顧問弁護士への無料相談も可能です。

40代女性

お久しぶりです。今回の一件ではお助け頂いてありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。離婚も無事に成立し、もう振り回され続ける生活から解放されたと思うとホッとし、日々安堵の気持ちでいっぱいです。
まさかあの時、こんな気持ちで生活が送れるなんて、想像も出来ませんでした。今後は私と同じ気持ちや、もっと苦しんでいる方々の為にも、おっしゃっていたプロのお仕事というのを、これからも精一杯よろしくお願いします。この度は本当にお世話になりました。


引用:浮気調査専門 あい探偵「ご依頼者様からの声」

あい探偵

総合探偵社AMUSE

総合探偵社AMUSEのTOP画像

参照:株式会社AMUSE

総合探偵社AMUSEは2015年から7年連続で満足度No.1を達成している探偵事務所です。

証拠資料の充実度で弁護士から高い評価を受けています。

費用は全国一律で1時間3,980円から。

業界最安水準で高品質のサービスを受けられます。

契約後の追加請求がないことがホームページに明記されている点も安心です。

かかる費用は「調査員の時間単価×調査時間+諸経費」のみ!契約後に「基本料金」や「実費請求」などを追加でご請求することは一切ありません。」

引用:総合探偵社AMUSE

慰謝料請求したいマンさん

調査だけでなく気になる点や悩みは相談に乗ってくれました。また、示談に強く出てくれる弁護士さんも紹介していただけるので弁護士を選ぶ手間が省けます。

引用:総合探偵社AMUSE(アムス)の口コミ|みんなの名探偵

AMUSE(アムス)

総合探偵社クロル

総合探偵社クロルのTOP画像

参照:総合探偵社クロル

総合探偵社クロルは20年近くの経験を積んだベテラン調査員による高い調査力が特徴です。

事務所の規模や知名度は大手に劣りますが、依頼者に寄り添う姿勢と確かな調査で実績を積みあげています。

「依頼者への説明で専門用語を使わない」といった配慮もなされており、知識がない人でも安心です。

東京弁護士会で副会長を歴任した弁護士など、実績豊富な専門家によるアフターフォローも受けられます。

まいまいさん

最初はGPSやボイスレコーダーを使って自分で証拠を集めようとしましたが限界がありクロルさんに相談しました。
無駄な費用がかからないよう段階的に調査をすすめるプランを提案していただき、予算内で十分な証拠をとっていただきました。
弁護士先生も紹介していただき、とても満足しています。

引用:みん評|総合探偵社クロルの口コミ・評判

総合探偵社クロル

探偵選びに不安があるなら「安心探偵.com」が確実

安心探偵.comのTOP画像

参照:安心探偵.COM

探偵選びが不安な場合は「安心探偵.com」がおすすめです。

「安心探偵.com」では以下の5基準をクリアした探偵事務所のなかから、依頼者に最適な事務所を無料で紹介しています。

  • 探偵業届出証明書を取得している
  • 行政処分を受けていない
  • お見積もりの説明が徹底されている
  • 調査実績が500件以上
  • 探偵が15名以上在籍

さらに、安心探偵.comを介して調査を依頼すると、費用が最大20%オフとなる特典を受けられます。

探偵選びに不安がある方や費用を抑えたい方は積極的に利用してください。

広島県呉市在住 32才 男性

妻の浮気調査で依頼した。
スマホからの情報である程度、目星はついていたが、確実な証拠が欲しいので依頼した。
妻の行動記録等様々な証拠が手に入ったおかげで、慰謝料ががっぽり入ってきた。
ありがたい。接客も丁寧でわかりやすい。親身になって相談にものっていただきました。一見、こんな人が探偵かと思いましたが、すばらしい仕事振りでした。この先、利用することはないだろうが、このようなことになれば利用せざるを得ない。


引用:探偵事務所の調査料金を安くする方法|安心探偵.comの口コミ

安心探偵.COM

まとめ

弁護士が浮気調査でできることは限られます。

とくに証拠を探ることは不可能といってよいでしょう。

したがって、不貞行為の証拠がそろっていない段階では探偵に相談することが一般的です。

ただし、探偵のなかには悪質なケースもあるため、選定は慎重に行わなければなりません。

判断材料はいくつかありますが、優良探偵事務所を厳選して提案してくれる「安心探偵.com」はリスクを抑えることができおすすめです。

安心探偵.COM
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