この記事では、パートナーに内緒でiPhoneロックを解除することはできるのか、また解除するための方法、裏技について解説していきます。ロック解除を試みる際のリスクやロック解除以外の浮気調査方法も提案していますので、浮気調査のやり方でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。
iPhoneロック解除は違法?浮気調査の基本知識
パートナーの浮気の確認や証拠を確保するなどの目的で、パートナーの許可を得ずにスマホを見る行為は、犯罪なのでしょうか。
結論から言うと、人のスマホを勝手に見る行為は、「不正アクセス禁止法」違反になる可能性があります。
家族やパートナーなど親しい間柄であっても、本人の同意なくスマホを見る行為には許されません。
浮気の証拠としては、不正アクセスにより入手した浮気の証拠であっても、慰謝料請求などの民事裁判で採用される可能性はあります。
この章では、犯罪になるケースとならないケースについて、解説をしていきます。
スマホのロックを解除してデータを見るだけは犯罪ではない
スマホのロック(指紋・パスワード・顔認証を問わず)を解除して、本体に保存されているメール・写真等のデータを見るだけの行為は、犯罪ではありません。
なぜなら、「相手の情報を見るだけ」という行為は「プライバシーの侵害」にはあたりますが、「不正アクセス禁止法」には該当しないからです。
従って、現時点では、犯罪とは言えないのです。
ネットワークを経由して見ると違法になる
本人の許可なく、ネットワーク経由でスマホの情報を見る行為は、「不正アクセス禁止法」違反です。
なぜなら、「不正アクセス禁止法」では、SNSやインターネットサービス等にアクセスする際に、他人が使用するIDやパスワードなどの識別符号を入力して、本来であれば正当な利用権限がないのに利用しえる状態にする行為を禁止しているからです。
スマホ本体のロックを解除して、中のデータをのぞき見るという範囲では、ネットワークを経由していないので、不正アクセス禁止法違反になりません。
一方、メールアプリを開いて、サーバに保存されているメールを見ると、「不正アクセス禁止法」違反の可能性が出てきます。
なお、LINEについては、スマホのロックを解除してLINEアプリを起動した時点でサーバとの通信が行わるので同法違反になるという見解もあります。
いずれにしてもプライバシーの侵害になる
スマホの保存データを見る行為は「不正アクセス禁止法に違反しない」ですが、パートナーの許可を得ずにスマホの中身を見る行為はプライバシー権の侵害にあたります。
「プライバシー権」とは、私生活上の情報をみだりに公開されない権利のことで、たとえ家族やパートナーであったとしても、プライバシー権の侵害は成立するためです。
スマホだけでなく、勝手に夫や妻の部屋に入って浮気や不倫の証拠を探す行為、勝手に鞄や財布の中を見ることもプライバシー権の侵害となります。
慰謝料を請求される可能性がありますので、たとえ結婚して家族になっても、プライバシー権は守らなければいけません。
iPhoneの中身は浮気の証拠になるのか
無断で携帯を盗み見ることは、権利侵害や違法行為に該当する可能性がありますが、無断で見た結果得た情報であっても、浮気や不倫の証拠として認められる場合が多いです。
なぜなら、証拠の入手方法と、証拠が有効か否かということは分けて考えられるからです。
iPhoneに記録されている可能性のある情報で、浮気の証拠として使えるものには以下が挙げられます。
- メール・SNS: 肉体関係があったと推測される内容
- 通話記録 : 肉体関係があったと推測される通話の記録
- 写真・動画:ラブホテルに出入りしている写真・不貞行為の写真または動画
上記のように浮気の証拠として有力なのは「不貞行為(肉体関係)があったことを推測できる内容」となります。
単なる着信履歴や日常的なやり取りのみでは証拠にならない可能性が高く、浮気をしているという確信がない段階での調査の場合、不正をしてまでスマホを覗き見るメリットはないと言えるでしょう。
プライバシー権の侵害を理由に、逆に損害賠償を請求される可能性もあります。
いずれにせよ、パートナーのスマホをのぞき見る行為は、リスクのある行為ですので、慎重に行動する必要があります。
許可なくスマホを見たことがきっかけで、夫婦関係を修復できないほどパートナーとの仲が悪くなってしまい、離婚するしか選択肢がなくなってしまう恐れもあります。
iPhoneロック解除の具体的な手順
iPhoneには、写真・ラインでのやり取りなどの個人情報が多く保存されていますので、多くの人が画面をロックしています。
iPhoneのロック解除の方法は主に3通りあります。
指紋認証、顔認証、パスコードです。
結論から申し上げると、iPhoneのロック解除を自力で行うのはかなり難しいです。
また、前章でお伝えした通り、パートナーに無断でスマホを閲覧することはプライバシーの侵害にもなるためおすすめはできません。
その上で、ロック解除を試みる場合は、次の方法がありますのでいくつかご紹介します。
Touch ID(指紋認証)の解除方法
最も効果的なのが、Touch ID(指紋認証)です。
相手が寝たことを確認したら、相手に気づかれないようにその人の「指」を使ってロック解除する方法です。
iPhoneの指紋認証は、ロック解除する指の指紋を登録しておきます。
そして、ロック解除する場合には、指紋登録に使った指をホーム画面の上に置けばよいだけです。
つまり、相手の指紋認証を突破したければ、中身を盗み見したいiPhoneのホームボタン上に指を乗せることができれば可能です。
パートナーが寝たことを確認したら、相手がいつも指紋認証を解除するために使用している指を、ホームボタン上に乗せてロック解除しましょう。
Face ID(顔認証)の解除方法
2つ目の方法は、Face ID(顔認証)です。
顔認証の場合はある程度の明るさが必要ですが、iPhoneのバックライトだけでも解除できる場合があります。
顔認証の設定で画面注視認識機能が有効になっている場合、目を閉じている状態ではロックを解除できない点にも注意が必要です。
パートナーがロックを解除したままトイレに行ったりしたときに自分の指紋や顔を登録する方法もありますが、成功させるためには相手の行動パターンを熟知しないといけないため非常に難しいです。
パスコードの解除方法
3つ目は、パスコードで解除する方法です。
主に以下の3つになります。
- パートナーがiPhoneのロックを解除する際の指の動きを見て番号を推測する
- 思い当たる番号を手当たり次第入力する
- パートナーにパスコードを直接聞く。
パスコード入力でロックを解除する場合は、配偶者や自分に関係する番号を中心に入力していきます。
パートナーに直接聞く方法もあります。これでしたら、プライバシーの侵害にはならないでしょう。
また、お子さんがいる場合、お子さんがパスコードを知っている可能性もあります。
浮気をしているパートナーでも、意外に子供の前では無防備に行動しているものです。子供にパスコードを聞いてみたり、子供にパスコードの観察をお願いしてみるのもよい方法かもしれません。
パスコードに使用される具体的な文字列には、以下のようなものがありますので試してみてください。
- 自分や家族の誰かの誕生日
- 自分や家族の誰かの生まれ年
- 名前の語呂合わせ
- 自身が所有する車やバイクのナンバー
- 電話番号の一部(下4桁など)
- 「1234」「0000」などの単純なもの(入力しやすい番号:085222、258000、222222、000000など)
iPhoneは間違ったパスコードの入力が続くと、セキュリティ機能が働き、デバイスは一時的にロックされたり、最悪の場合は中のデータが消去される可能性もありますので、注意が必要です。
浮気調査で利用できるiPhoneロック解除の裏ワザ
前章で示した方法でうまくいかない場合は、次の裏技を試してみてください。
ネットワーク経由で行うものは、「不正アクセス禁止法」に該当する恐れがある」こと、さらには、パートナーとの関係が悪くなる可能性も視野にいれて実行してください。
裏ワザ①「iPhoneを探す」で画面ロックを解除する
1つめの裏技は、「iPhoneを探す」機能を使う方法です。
「iPhoneを探す」機能は、iCloudを利用して紛失したiPhoneの位置情報を割り出すのが目的ですが、画面ロックを解除することにも使えます。
【注意点】 「画面ロックを解除する」といっても「iPhoneを初期化」をすることになりますので、この方法を試す場合は事前にバックアップをしていることを確認してください。また、その場合もバックアップしてからパスコードを再設定するまでの使用期間のデータについては失われてしまうこともご了承ください。
【手順】
- 他のiPhone、iPad、パソコンでiCloudの「iPhoneを探す」ページにアクセスします。
- そのiPhoneでログインしているApple IDとパスワードを入力します。
- 画面指示によって、2階認証コードを入力してください。
- サインインすると、画面下部の「デバイスを探す」をタップしてから、削除したいiPhoneの名前をタップします。
- iPhoneを消去を選択してください。
- iPhoneのリセット画面へと切り替わります。[続ける]をタップした後、再びApple IDとパスワードを入力することで初期化が始まります。
- 初期化が完了したらiTunesかiCloudでバックアップデータを復元すれば、ロックの解除は成功です。
裏ワザ② iTunesでiPhone パスコードを解除する
2つめの方法は、iTunesを使ってロック画面を解除する方法です。
これはPCを持っていることが条件になりますが、iTunesを使ってロック画面を解除することが可能です。
【注意点】この方法もiPhoneを初期化することになるため、iTunesかiCloudでバックアップを取ってあることが前提となります。
)iTunesを使ったロック解除の前に、iPhoneとPCを接続した際に自動的に同期しない設定に変えておく必要があります。
自動的に同期しない設定にする方法
- PCでiTunesを開きます
- タブから[編集]を選択します
- [環境設定]をクリックします
- 「デバイス環境設定」ウィンドウが開きます
- 一覧から[デバイス]をクリックします
- 表示された画面の項目「iPod、iPhoneおよびiPadを自動的に同期しない」のチェックボックスにレ点を入れます
- [OK]ボタンを押します。
【手順】
- iTunesからiPhoneを初期化します。準備が終わったら、ロック解除の作業です。
- ウィンドウの一番右上の「×」ボタンをクリックし、iTunesを閉じます。
- iPhoneとPCをLightningケーブルで接続します。iTunesが自動的に立ち上がりますが、もし立ち上がらなければ手動で開いてください。
- ここで、iPhoneのほうの操作に移ります。
- iTunes上でデバイスが検出されたのを確認したら、iPhoneをリカバリーモードにします。
- リカバリーモードのやり方はiPhoneのモデルごとに異なりますので、詳しくはAppleサポートの公式HPを参照してください。
- iTunesの画面にダイアログが表示されますので、[復元]をクリックします。
- 続けて、[復元とアップデート]を選択してください。
- iPhoneの初期化が始まります。10分以上かかりますので、お待ちください。
- 初期化が完了します。
- iTunesで復元したいバックアップデータを選び、[続ける]をクリックします。iCloudからバックアップデータを復元する場合はiPhoneのほうを操作して行ってください。
- 復元が開始します。データの量によっては30分以上かかります。
- 復元が完了すると、iPhoneのほうでApple IDの入力やSiriの設定などを求められます。
- 設定を終了させると、パスコードの入力することなく、以前のデータを保持した状態でホーム画面に進むことができます。
裏ワザ③「機内モード」でiPhone ロックを解除する
次の裏技は「機内モード」を使ってiPhoneロックを解除する方法です。
【手順】
- ロック画面を上から下へスワイプし、コントロールセンターを出します。
- 機内モードにして再度、画面を上から下へスワイプし通知センターを表示させます。
- 最後に、不在着信を押します。
上記の手順で画面ロックを解除できます。
しかし次にiPhoneを使う時にはパスコード入力をもう一度求められます。
裏ワザ④iPhoneのリカバリーモードで画面ロックを解除する
以上のような方法を全部試しても、iPhone画面ロックが解除できないなら、iPhoneをリカバリーモードにすることで、iPhoneのデータを全部消去して、iPhoneロックも解除できます。
iPhoneをリカバリーモードにする手順をご説明します。
- iPhoneをパソコンとアクセスしてから、iTunesを起動させます。
- iPhoneを強制に再起動させます。
- iPhone 6s 以前: リカバリモードの画面が表示されるまで、ホームボタンとサイドボタンを同時に長押しします。
- iPhone 7シリーズ: リカバリモードの画面が表示されるまで、サイドボタンと音量‐ボタンを同時に長押しします。
- iPhone 8 以降: まず、音量+ボタンを押してすぐに放してから、音量‐ボタンを押してすぐに放します。次に、リカバリモードの画面が表示されるまで、サイドボタンを長押しします。
- iTunesにメッセージが表示されます。「復元」を選択します。
- 次のメッセージが表示されたら、「復元と更新」をクリックし、「次へ」を選択してから、「同意する」を選択します。
- 次の画面に入ったら、Apple ID とパスワードを入力してから、「続ける」をクリックします。
- 「ダウンロードして更新」または「更新設定」を選択してください。
裏ワザ⑤ロック解除専用ツールを使用する
iPhoneのパスコードを忘れてしまった場合、ロック解除専用のツールを利用すれば画面ロックを解除できます。
画面ロック解除ツールは、「全くバックアップしていないけど消えたら困るデータがある」という方向けの画面ロック解除方法といえます。
iPhone向けの画面ロック解除ツールはいくつか存在しますが、あくまでも自分のiPhoneのパスワードを忘れてしまった際に使うためのものです。
前章でも述べた通り、パートナーのiPhoneのパスワードを解除し、覗き見ることはプライバシーの侵害になりますので、そのことを理解した上で行ってください。
必要なものは、以下の3点です。
- パソコン(Win・Mac)
- ロック解除専用ツール
- Lightningケーブル
ロック解除の手順は、公式ページを参考にしてください。
画面ロック解除ツールの表示に従って進めるだけなので、1番簡単に画面ロック解除できる方法と言えますが、ツールの価格は月額・年額のサブスク方式が多く、1回画面ロックを解除したいだけでも、契約すると最低でも4,000円ほどかかります。
iPhoneロック解除以外の代替案
IPhoneロック解除以外の代替案を提案します。
代替案を提案する理由は、本人の許可を得ずにiPhoneの中身をチェックする行為は、難易度が高く、不正アクセス禁止法」に該当する恐れなどリスクがあるからです。
ロック解除にはスマホやパソコンの知識も必要になってきますが、以下の代替案はパートナーがお風呂に入っているときなどにできる方法ですので、試してみるとよいでしょう。
- 財布、バッグのチェック
- 車のチェック
- カーナビ、GPSの設置、チェック
- 交通系ICカードのチェック
などできることはたくさんあります。
もちろん、バレるリスクはありますが、スマホのロック解除やスマホのチェックに自信がない場合はチャレンジしてみる価値はあります。
浮気調査はプロ・専門家に依頼するのが無難
浮気調査はプロ・専門家に依頼するのが無難です。
なぜなら、前述のようにパートナーのiPhoneのロック解除を行い、浮気調査を進めるのは非常にリスクが高いからです。
またiPhoneなどの電子機器に詳しくない方だと、各種機能やアプリの使い方でつまずくことも少なくありません。そしてiPhoneの浮気調査で最も恐ろしいのは、やはり法律違反で有罪となり、罰せられる可能性があるということです。
このような複数のリスクを抱えながら独断で浮気調査を進めるのは、将来のことなどを考えると決して得策とはいえません。
よって現在、パートナーの浮気や異性関係で不安な方は浮気調査のプロや専門家である探偵への依頼も検討しておきましょう。
探偵へ依頼することのデメリットは費用がかかることですが、経験豊富、抜群の調査力や追跡力を誇るといった調査員に浮気調査を代行してもらえるというメリットがあります。
つまり探偵に浮気調査を依頼することで、依頼主はノーリスクでパートナーの異性関係を確認することができます。
探偵へ依頼する際は、相見積りなどを取るなどの工夫を施しながら良心的な業者を見つける必要があります。
この探偵探しも大変な作業となりますが、自身で浮気調査を進めるよりもはるかに楽なため、資金的に余裕がある方や絶対的な証拠をつかみたいといった方は専門家への依頼も検討しておきましょう。
「安心探偵.COM」がおすすめ
参照:安心探偵.COM
「安心探偵.COM」を、選択肢のひとつとしてご提案します。
なぜなら、「安心探偵.com」は、探偵事務所ではなく、依頼者の悩みを聞き、要望にあった探偵事務所を無料で紹介してくれるサービスを提供しているからです。
「安心探偵.com」は、探偵業経験者が設定した厳格な審査基準を満たした信頼できる探偵事務所のみと提携しており、調査依頼が必要な方に適切な選択肢を提供しています。
また、初めて探偵事務所に調査依頼をしようと検討している方にとっても安心な「弁護士特約」が利用可能です。
この特約は、「事前の説明より高額な請求をされた」「何の説明もなく勝手に追加料金が発生していた」「高額な解約料を取られた」など、「安心探偵.com」から紹介された探偵事務所とのトラブルに備えて、万が一紹介した探偵事務所との間にトラブルが起こった場合、依頼者に代わって弁護士が対応してくれるものです。
これは、探偵事務所をはじめて利用される方や依頼でトラブルが心配な人にとって安心の要素です。
電話やメールでの匿名無料相談を365日受け付けしています。
まずはお悩みのご相談から「安心探偵.com」を利用されてはいかがでしょうか。
まとめ
パートナーであっても、勝手にiPhoneのロックを解除する行為は違法となる場合があります。
iPhoneには高度な認証技術が備わっており、第三者が勝手にロックを解除することは難しい仕組みになっています。
寝ている隙にロックを解除したり、自分の生体情報を登録したりする方法もあるものの、いずれもリスクが伴います。
離婚請求や慰謝料請求を前提に浮気調査を行う場合は、探偵事務所・興信所などへ依頼して合法的な方法で証拠を手に入れることをおすすめします。